ドタバタ店舗改装日記 8 デザインテイスト

LIFE
 B型人間のもうひとつの特徴が、「こだわり」 
 
 私にも、一応好み、というものもあるが・・・・「コーディネーター」を名乗っていることもあり、なるべく多くの「お好み、テイスト」という引き出しを持つように心がけている。例えば、カントリー風、北欧風、南欧風、アーリーアメリカン、イングランド風・・・・・・とかね。

 今回社屋内展示場に、ペレットストーブを置くにあたり、炉台というか壁のデザインをどうしようか?という段になった。 本来ペレットストーブは遮熱壁も、炉台もほとんど機種が要らないので、それを強調する意味でも、板壁、無垢材の床を当初考えていたのだが、通りかかった左官屋が、左官工法も使えよ、と言われてムラムラとデザイナー気分が盛り上がってきた。

 しかし・・・・・・・どのテイストでいくか・・・・・・・・・悩ましい。

 薪ストーブを商っていると、意外にユーザー様は保守的だ。欧州で主流の縦型は売れないし・・・鋼板製のスタイリュッシュなものより、鋳物の無骨なものの方が人気がある。炉台はレンガで、と言われることが多い。どうしても最初に日本に入ってきたイメージというのが大きいのだ。
 ようやく最近になって壁は大谷石で、というのが流行ってきちゃって、私の中では、レンガと同等の陳腐な素材になっている(喜んで作るけどね頼まれれば)。

 店舗としては、ポピュラーな(万人がすーう、と受けいられる)デザインで行く、というのも戦略としてありだろうなあ・・・・・レンガと大谷石で・・・。

 でもオリジナリティーとか先進性、というのが好きなのもB型人間なのである。流行っているもの作って、私の展示場なんて・・・・ありえない。保守より革新なのだ。
 でも芸術家ではないから、逆にどこにポイントを置くか、サジ加減に悩むのだ。

 でも熟考している時間はない。選んだのが↓の路線。一言で言えば
「ストーブより目立たない、スマートだけど、デザインも石もちょっとだけ目を引き、あれこれって何の石だろう、と思ってもプロでも名前が挙げられない素敵な石(でも特殊じゃない)、あれこれ良いじゃないウチもこれにしてください」という路線。一言じゃねえぞ(`Δ´)!

 テイストを感じてもらえたでしょうか?
 ここで皆さんに問題です。この石の名を当てられた方。当方から景品を差し上げます(本気です)。明日の更新までにコメント欄にお寄せください。


国府田産業HP
 

コメント

  1. Mr.トリデ より:

    クイズの答え、さっぱり分かりません。大谷石のような凝灰岩のようにも見えますが…写真で見るかぎり、ペレットストーブが3台は設置できそうですね。
    今(妄想の世界で)最も悩んでいるのが、ハースストーンのヘリテイジにふさわしい炉壁ならびに炉台のデザインです。ネットで色々写真を見てもピンとこず、koudaさんならどうするか伺いたいものです。

  2. kouda takeshi より:

    > Mr.トリデさん
    コメントありがとうございます。妄想ということで、こちらも真剣にアドバイスしませんが・・・・(^_^;)。個人的には、石製という他に少ない組成を持っているのですから、石で組み合わせるのが良いですね。建材のヒエラルキーとして、欧州ではレンガ=庶民。上級民は石それが金持ちほど、大理石とか高級な石を使います。別にそうした上級志向でなくても良いのですが・・・。ともかく石って、レンガや鋳鉄より高級な素材なのです。感じ方次第でしょうけど・・・個人的にはヘリテイジにレンガの炉台だとガックリしますね。
    その組み合わせ、デザインは千差万別。妄想してください。
    これは一面。さらにもう一つ面があるのでペレットストーブは同時に6台燃焼可能になっていく計画です。

  3. kouda takeshi より:

    それと、周りに廻してある「コブだし」という凸凹割肌と中央部の平滑タイル状の石は同一素材です。

  4. sna***** より:

    はなから白旗宣言のsnaですが、景品(!)なんでしょうね、ワクワクo(^^)o
    見事GETされる方がいらっしゃいますように!
    ・・・ちなみに、タイル状の石の縁にひっついてる白黒のモノって何なんですか?

  5. kouda takeshi より:

    > sna*****さん
    上の写真は、貼りたてのものです。石は重いので、ボンドで付けても固着する前に垂れ下がってしまいます。そこで石など重いものを貼り付ける場合、「カイモノ」と言いますが、ボンドが固化するまでの間、クサビのように、同じ厚みのものを石の間に挟み込んで仮固定するのです。「仮設の支え」ですね。

  6. kouda takeshi より:

    景品は、新潟のストーブ代理店が作ったオリジナルミネラルウオーター。魚沼産コシヒカリを育む新潟の山から作ったおいしい水です。これをプレゼント。
    こっちも本気。真剣にかかってこいやあ。

  7. kouda takeshi より:

    日本でも採れる、それほど特殊でない石です。

  8. Mr.トリデ より:

    これは私の推測ですが、欧州で主流の縦型薪ストーブが日本で流行らない理由、ユーザーの好みが保守的というのもあると思いますが、ストーブにクッキングの機能を求める人が多いからでもあるように思います。
    単に暖房の機能を求めるなら、縦型の薪ストーブはスタイリッシュで場所もとらないから、もっと選ばれても良さそうですが、やかんや鍋を天板に乗せたりするには…
    薪ストーブの中でも、ピキャンなどのクッキングストーブが選ばれたり、ペレットストーブすらも天板にやかん等が置けるものが好まれたりするのが、その証拠だと思います。

  9. kouda takeshi より:

    > Mr.トリデさん
    そうした理由もあるかもしれません。
    いずれにしても、すり込まれたイメージというのは大きいですね、斬新なものがヒットするとは必ずしも言えない業界みたいです。

  10. sna***** より:

    『赤毛のアン』『大草原の小さな家』シリーズ愛読者のsnaも、断然Mr.トリデ様のご意見支持です!第一、熱が勿体ないですもん。昔はストーブの上で煮豆って当たり前でしたよね。

  11. 千休 より:

    > sna*****さん
    そっか。映画などのイメージが大きいのか。

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