さいかい産業さんのペレットストーブ「MT311 SUMITA」は縦横４０ｃｍほど、高さも８０ｃｍと世界最小クラスのペレットストーブです。
実は当社はこれが一番売れているペレットストーブでした。
またテーマ性というかストーリー性といいますか・・・・非常に熱い開発秘話を持っています。
ネーミングの「311」は東日本大震災を、そして「SUMITA」は岩手県の住田町のことであり、林業の街ですが、隣接する海辺の街の仮設住宅にペレットストーブや燃料を送って支援しています。そのストーブがまさにこれでした。仮設住宅用に作られた、と言っても良い由来を持っているのです。小さくて場所をとらず、静かで暖かい、燃料も隣町で作っている。まさに仮設住宅にぴったりの「KIZUNA」製品だったわけです。
ですから単にペレットストーブのセールストークというだけでなく、我々も一段熱意を込めて誕生秘話を客に話し込んできたのです。（だからセールス一番だったのかも・・・）
しかし・・・・・・・残念なことに・・・・・・マイナーチェンジになり・・・・「RS-mini」という名前になってしまいました。これはメーカーの都合で何とも言えないですが、このブログを読んでいる関係者の方がいるなら「そうした思いも込め、販売していた製品なんだ」ということを語っておきます。
さて改良されても大きさデザインは変わりません。最大の改良点（？）は別体式で外壁の外付けだった燃焼モーターが内包されたことです。これは取り付ける方としては楽になりました。
排気管穴を抜いて、さらにステーをつけてモーターユニットを取り付けていたわけで、同社のSSシリーズより手間がかかる。が取り付け料金は一緒でやってました。これが無くなったのは楽になりましたが・・・・改良前は「モーターが外にあるので、より静かなストーブだ」と言ってきたわけで、その分うるさくなっては「改悪」です。
まあメイドインジャパンが改良するんだから、そんなことはないだろうと、思っていますが。
まだ忙しくて試し焚きしてません。試用モニター報告はもうちょっとお待ちください。
届いた製品は予約しておいたので出来立てシリアルナンバーはNO.0007 なんか縁起良いナンバーが来ましたね。ご利益あるかな・・・・・。
国府田産業HP
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