当社で使用している薪割機は米国・ティンバーウルフ社製。
薪割機って最近薪ストーブユーザーの増加でホームセンターなどでも実機が展示されていたりする。前にも書いたけど小型エンジン利用の農林業機械というのは、日本製が優秀なんだけど、こと薪割り機に関しては、一部業務用向け以外、製品が少ない。
輸入品の中から選ぶことになるだけど・・・・・これも悩ましい・・・。
私は、年間数100立米位作る、ということを想定して、丈夫さを第一ファクターにし、この機種を選んだ。確かにしっかりとした作りで全く不都合はこれまで出ていない。しかしまったくのパーソナルユース(自家用の薪つくり)だけだったらオーバースペックかもしれない(定価も50万円余します)。
価格が問題ない人でも、もう一つの難点が「重さ」 250kgもあって、これでは簡単に車で運んで・・・・というわけにいかない。
当社では薪割機もレンタル対応しております。 と言っているのだが・・・・この重さがネックとなって今まで借り手がいなかった。軽いものは力なく、壊れやすい・・・・・まして中国製ならそのリスクもまた高まる・・・・・・・・と悩ましいわけです。
ちょっと前に、薪割機の修理に呼ばれた記事を書いたけど。この一週間にまた二 回呼ばれた。その都度それなりにエンジンかかるように調整しているんだけど・・・・・
昨日またエンジンが掛からない、ということで、私も何度も行ってられないし、急遽うちの機械をレンタル対応することにした。
各部分ヘタっていて、オーナーも諦め、買い替えを決意したらしい。一般ユーザーなら13トン、中国製 20万円というのでも良い気がするが・・・・・・ユーザー様は陶芸家で、薪ストーブ・ハードユーザーの4,5倍の薪を作るのだ・・・・・・悩ましい・・・・女性だし・・・・。
一応薪ストーブ屋として、「これがオススメ」あるいは「販売してます」というのを持っていなくてはいけないのだ、と思う。が、
ティンバーウルフより、軽くて、やはり日本製エンジンを搭載した別の米国製の製品を仕入れて、モニター価格出しするから使ってみてよ、と提案している。
国府田産業HP
コメント
私の知ってる陶芸家の方(先生)は薪割り機を自作してましたよ・・。女性には・・ムリか!?
> べっちさん
そうですね。汎用品の組み合わせて自作できてしまう機械でもあります。機械・道具に払うコストというのは、「時間」という重みをどう考えるか、ですね。私も作る自信はありますが・・・・・その時間は別のことに使いたいので、お金を払います。
個人的には、やはり米国製(日本メーカーのエンジン搭載モデル)が一番コストパフォーマンスがいいと思います。
TimberWolfは一度実機を見たんですが、たしかに堅牢そうでしたが、価格が高すぎます。
大部分の人は、宝の持ち腐れでしょう。
個人的には、Braveの往復割の20tに注目して、今輸入してみています。
20tの能力があり、サイクルが10秒かからず、更に150kg程と軽量で、エンジンはホンダのGC160です。
GC160はGXに比べると信頼性が低いのですが、価格が安い($200以下)ので、不具合があれば、下手に修理するよりも載せ替えたほうが安いくらいに感じています。
> 超7さん
BRAVEですか、アリの選択ですよね。私が今仕入れようとしているのはBRAVELYの22トンです。これからも情報交換したいのでよろしくです。