どうしたわけか、世界的にミツバチがいなくなっているようで・・・・。
困っているのは、養蜂家とお菓子屋さんばかりではなく、農家も影響大とか。
滋賀県に知り合いの養蜂家がいる。彼のところでは、早春の紀伊半島や房総半島へ菜の花を目指してミツバチを運ぶ。そこから花を追い求めて北上していく。その旅は半年にも及ぶ。
レンゲやアカシアなどは、蜜を取るのが主目的だが、蜜だけでなく果樹などは、相手の農家にとって、ハチが受粉をしてくれる。一挙両得、お互い助かる関係なのだ。
こんなわけで、農家も影響が出始めているらしい。
ウイルス説、病気、紫外線など諸説取り正されているらしいが、先日偶然見たTVのコメンテーターは、働らかせすぎ、ハチがストライキしているんですよ、と言っていて、案外これも信憑性があるかもしれない。
「働き蜂」なんて形容句がある位に、休みなく働くミツバチ。それは蜜を人間に収奪されても、あちこち移動させられてもひたすら蜜を集め続けてきた。
そのハチも、いよいよ「やってらんねえよこんな生活」と蒸発し始めた。ということ。
人間なら昨今さして珍しいことではなくなっていて、普通の病気になっているからねえ。
蒸発や重病に陥る前に、働かない期間持つとか、軽く流す時期とか、オンとオフを上手く使い分ける、とか、そんなメリハリも必要かもしれないねえ。
我が家の菜の花にやってきたミツバチは、野生のものだと思うが、
「お前は良いな、野生で、俺なんか労働条件悪くてよ」なんて会話しているかもしれない。
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