雨で順延が続きましたが、今日からまた新しい現場が始まります(前の現場終わってないけど・・・・ね(;^_^A)
今日は所謂「五月晴」でした。抜けるような青空。そして気温も高くなく仕事するには最高。山登りには極上の天気でしたね。
といっても、山に行っちゃうわけにもいかず、今日はミニユンボ乗りで土取り作業です。
ふと隣地をみれば、大きな桑の木が茂っております。
休み時間によく見ると、何千個という桑の実が実っているではありませんか!
そのうち何個は熟して濃い紫色に・・・・・。
おもわず手に取って口に放り込むのは昭和世代の本能であります。
昭和36年生まれである。戦後の混乱期は納まり、世は高度成長期に生まれた・・・・。
食うに困っている家庭は、居たかもしれないけど・・・腹が減ってどうしようもない世代ではない。
それでも田舎育ちだから、周りであるものは大抵のものは食ったのだ。
秋なら、柿・アケビ・栗・クルミ・ムカゴ・自然薯・イチジク・・・・
春ならタケノコ・山菜・ノビル・三つ葉・分葱・・・・・
そして今頃なら、青梅・スモモに、桑の実か、木苺・・・・・。
学校帰りに濃く熟したものを食べて帰れば、舌と口の周りに染み付いた紫色に、母親に一発で所作がばれてしまうのだ。
それ以来55年ぶりに食べたかも・・・・。
私の本籍地は「大桑町」で産業振興のために早くから桑が植えられたのかもしれない。
ただし近隣で蚕を飼っていたのを見た、というのは記憶にないのだ。
特別甘みが強くもない桑の実を口に入れると、その食味よりも「赤とんぼ」の歌が響いてくるのだ。
夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか
十五で姐や(ねえや)は 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
短い歌詞に込められた情景。滲むのは私世代までか?
3歳位のもっとも昔の記憶は、祖母に負われて見た風景である。
令和の子供たちは、この歌詞に何を感じるのだろう。
そもそも児童唱歌に残っているのかなあ????
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