補助具は、物も位置も使う人の動きで決まってくる

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今日脊椎寒狭窄症の手術から施主様が退院してくるが、トイレ等に手摺を付けてくれないか・という依頼で出かけました。

こうした補助具というものは、ある程度万人向きに公共施設や、介護施設でもユニバーサルな位置につけられております。

しかし厳密にいえば、体格や障害の部位などによって、最適という位置があるわけでして・・・。

ま。付いていれば良いのだ、とはならないです。私の仕事の場合。オーダーメイドでつけるので。

それで退院したばかりで恐縮なのですが。実際便座に座ってもらい、立っていただきました。

どの位置が一番役に立つのか動線を見るためです。

結果壁側もそうですが、その90度直角側は壁から遠いため、壁付けでなく、独立タイプの手摺を提案。

それも軽いやつ。こうすることで、しゃがむ前と、立ち上げる時右手で力を入れる位置がずれて、かえって安心て力をかけられることが判明。

加えてトイレという場所だけでなく、そこへ行くまでの動線もみるのは言うまでもありません。

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