プロバンス風 素人塗り

WORKS

 あと半日作業すれば終了なのだが・・・・・

 もう何週間も待たされている工事がある。

 敷地内の電柱の移設が済まないため、フェンスが掛けられずにいる。電柱のすぐ脇に敷設しなければならないので、移動を待っているのだ。

 終わっていないが、今日はこちらの工事を紹介しよう。

 施主様の意図ははっきりしていた。道路から見えないように仕切りの塀をかけるのだ。

 「プロバンス風にしてください」

 デザイン・素材など予算と照らしてそれなりに順調に打ち合わせは済んだのだが・・・・・。

 一度は決定していた概要。最後に門札をつける、ということになりお貸ししたカタログに載っていた写真に惑わされるはめに・・・・。

 そのカタログには、二色塗りの壁が載っていたのである。

 「あっ!これいいですね。この素人が塗ったような感じが好きだなあ」
 「もう一色材料代出してもらえば二色塗りにしてあげますよ」と返答。即決となった。

 鏝ムラをだして塗ることは、そのパターンを左官屋に示せば難しいことではない。特に半々の色使いなら、材料を均等に鏝の載せて塗りつければすむ。

 しかしそれは7対3位で、またそれも微妙にグラデーションがかかっており・・さてどんな技で塗ったものなのか?????。

 一枚の小さな写真では判断がつかず、客の左官屋3人に尋ねてみた。

 が、皆微妙に見立てが分かれる。

 当日、依頼した左官屋、そして次元大介、そして私でカタログを覗き込んで、ああでもないこうでもない、と作業手順を検討する。が、やはり意見が分かれまとまらない。

 決 は、取らねばならない「この工法で行く」と断を下した。
 左官屋がベース色を塗り、その後を次元がもう一色を塗りつけていけ。

 「素人っぽく塗ってください」

 「よしかかれ」と言ったら、次元が鏝板と鏝を私に差し出した!!!!。

 「俺に塗れって??   てか。 プロは素人ぽっくできません  てか。 最終責任はあんたでしょ    てか。」

 上等ジャン。と居直って塗ってしまいました。

 プロバンス風 素人塗り。

 

 施主様は・・・・一応喜んでくれたみたいだったけど・・・・・・本当かな?????。

 

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