洋上アルプスその4 明日葉

LIFE

長野でのストーブイベントの記事を挟み込みましたが、今日から島旅紀行文再開します。

 

山上周遊に2時間余。ほぼ全体を歩いて最後に最高地点へ。

風は強めだったけど、飛ばされるほどでも寒いほどでもなく、ほぼ快晴で素晴らしい山行となりました。

膝は痛いけど・・・・・良い山旅でした。

それで峠まで降りて今度は東側へ降りて行きます。目指すは今夜の宿都営キャンプ場です。

夏場は賑わうのでしょうけど・・・・・今夜は私ともうひとりの2組だけでした。

 

今回背負う荷を軽くするために夏用のシュラフを選びました。

常連さん 覚えているかな? 昨年GW 三重県大台ケ原での野営。降雪と氷が張る冷え込みで、ほとんど寝られなかった! これトラウマになっていまして・・・・・(^_^;)。

慌ててレンタル毛布を追加注文したのです。

それから数日。あれ??どうせキャンプ場に泊まるなら、出費は増えるけど常設テントに泊まれば荷が軽くなるじゃん、寒さも軽減する!と気がつきまして・・・。この歳になるとお金より自分の体力というか身体が優先なのだよ。

で、テントに泊まります!と再連絡すると・・・・・「まだテントは設置してません」というツレナイ返事が・・・・。

ま、シュラフを軽くできただけもOKと納得して出かけました。毛布を借りる手続きをして、さてテントサイトは何処?を聞きましたら。

当然炊事場とか並んでいる敷地の向こうを差すのですが・・・・次の瞬間コッチもOKと管理棟の道路の反対側のどう見ても村営運動場 兼 野球場と思われた広場を指し示すのです。

ここもエリアなら千人単位で泊まれるキャパがありますね。

それでテントなど張り始めましたなら。地域の若い衆が5人やってきて草野球を始めました。どうやっても球が流れてこない位置なので、お互い干渉することはないのです。

 

テントを張り、コメを洗いながら若者の草野球を見ていて、50年前の自分を思い出すのです。

何も無かった少年時代。楽しみは放課後や夏休み中の学校での草野球だったかな・・・・と。

今でも何もない島での生活。若者たちが興じる一時の草野球に微笑ましくも、エールを送る自分が居ました。

そんな夕暮れ。今夜の夕食は、レトルトの麻婆丼ともずくスープです。

が、テント脇をみれば・・・・・・明日葉が美味しそうな若葉を茂らせています。

当然ゲット!!!。

下茹でして、もずくスープに投入。美味かったです。翌朝は、同じく下茹でして雑炊に投入。

この二食の明日葉食で、ちょっと寿命が延びたかもしれません。

明日葉って著名ですが、島では雑草並にそこら中で自生しております。

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