先日スキーに行ってきた。ちょっとほろニガ顛末になってしまった。今日は報告。
1月の日曜日。次女の友人が遊びに来ていた。二人でWiLLなどしていて、それはそれで良いのだが。アウトドア派のお父さん。
「家の中でばかり遊んでないで、外へ出かけたら?。Sちゃんはスキーをやるの、やるのならおじさんが連れてってあげよう」というと。
「滑れます」------①
という。それならば、と定期試験が終わる3月に約束したのだ。
彼女はクラスでもスポーツ万能少女なのだ。------②
すると程なくして、
「両親も行きたいと言っているけど、良いかな?」
「いいとも」と二つ返事。
家族一緒にスキーに行って覚えることが普通だからな-----③
こうして二家族で一緒にゲレンデに向ったのである。
全員経験者なら、と私は何の躊躇もなく中腹に向うリフトに乗った。
中腹といっても初めてや二回目でなければ、降りてこれるほどで厳しいコ-スではない。
しかしだ。
リフトに向う歩き姿が妙に、ぎこちなかった。久し振り だったとしても・・・・。
気になってリフト上で聞いてみた。
「Sちゃんスキーは何回目」
「久し振りなの。6年ぶり二回目」
「!!!!・・・・・・・・」
頭の中が白くなった。それって今日初めて、と等しいんじゃない。
彼女の運動センスなら何とかなるだろう。
が、何とかならなかった。一本滑り降りるのに、1時間30分余要したのである。
詰めが甘かった。反省多々であるが、①②③の状況証拠が揃っていたのだよ・・・私を責めないで・・。
一本の指導というか、サポートで汗だくになっていた。自分の娘のこともあるので、残りの午前の時間ご両親に任せ超初心者コースに行ってもらう。
昼食を摂り、ビールも飲んで、英気を養い、気を取り直して午後の部。
家族に向って言う。
「タマのスキーだから夫婦で恋人気分に戻って滑ってらっしゃい。Sちゃん、午後はおじさんが教えてあげるからね」
私のサービス精神といえばそう、居直り、意地 とも言えるかも。
嫌がるSちゃんと両親を無理やり引き離し、リフトに向う。
さすがに運動センスはあるので、リフト3本の滑りで緩斜面なら何とか滑れるようになっていた。そうなるとコチラも欲が出て、熱血指導になってしまう。
松岡修造並に・・・・・・・暑苦しい造になっていたよなあ。
一日を終え、コチラも疲れたけど、Sちゃんはもっと疲れたろうなあ。
もう二度とおじさんと一緒してくれないかも・・・・・・。
ほろニガスキーレッスンでした。
コメント
こんな親切で素敵な叔父様には早々出会えるものではありませんね!
親だったら有り難い限り!ましてや、教えてくれるなんて。
でも、私がSちゃんだったら、泣いて「帰りたい」と訴えていだろうなあと思いました(笑)何度か挑戦した事があるのですが、全っ然コツが掴めず、結局いつも子供達とソリで遊んで終わってしまうので…↓B級運動音痴なのです…。
"暑苦しい造゙ツボです(笑)
確かに子供には気の毒だったでしょうね・・・・。
まあ長い人生。こんなおじさんが居ても良いよね、と居直っております、ハイ。