薪ストーブの煙が逆流してしまって、室内が煙くてどうにかして欲しい、というSOSが来ました。
この寒さの中、それはお困りでしょう、と早速その日に駆けつける。
現場を見れば・・・・・・・・・・・・・・・・
どうしてこうなっているのか??という状態。
見れば、立ち上がりの支持金具がぶら下がっていたり、横引きが斜めになっていたり・・・と最初の状態から変更した様子。
尋ねれば
「最初に焚いたら、サッシのガラスが割れたので、ストーブを室内中央に持ってきた」そう。
想像するに、耐熱壁を作らすに、焚いたら、熱でガラスが割れた。ストーブを壁から離し部屋の中央へ。当然横引きが斜めになる。外の立ち上がり部分を外してしまって足らない横引きに追加。
結果横引きが3m余り、室内立ち上がりが2mだけという絶対に「引かない」煙突になってしまったわけだろう。最初のミスが悪い方に転落していったパターン。
行けば、足の不自由な老人世帯。
「おじいちゃん。絶対に綺麗に燃えるようにするからね、高いと思うかもしれないけど、二重煙突にしておけば、詰まらないし、掃除の手間だって2年に一度くらいで良いから絶対に手間がかからなくなるから、私を信用して直させてくれないか?」
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