今年の冬は寒くなる、ちょっと前の3ヶ月予報で言ってましたが・・・・・今のところそうでもない様子。
温暖化の影響が顕著になってきたこの10年同様 長い秋になっています。
先週の大雨で、庭の雑木林は全て落葉しました。また朝の気温0度近くというのももう3回くらいあって、霜で隣地の畑が真っ白になっております。日光の山々もてっぺんのほうは積雪が見えます。
と、一応冬めいているんですが・・・・こんなものじゃなかったはずです。当地の冬は・・・・。
昨年は12月に北陸方面に珍しく大雪が降りましたが、年が明けると全く降らず結局積雪量は平年以下でしたね。
寒がりの人は暖冬を望むでしょうけど・・・・・いろんな産業や生活に影響でてきますので、春夏秋冬それらしい季節が続いて欲しいものです。
昨日仕事帰りにスーパーに寄りました。よく狸が道路で轢かれているような土地ですが自宅近隣には3軒もスーパーがあるんです。が見事に住み分けしておりまして各店舗とも成績良いように見えます。
私が行く店は決まっておりまして、3軒の中でも、もっとも高級そうな店構えです。ハイソを気取っているわけでないんです。
この店が唯一、面白い食材が出てる可能性があるんです。
なにぶん海なし県の、山岳を背負った土地ですから、いろんなものが田舎でも買える時代といっても、そうそう珍しいものは売ってません。
でもこの店は時たま「舌ビラメ」とかあって。おっと今日はムニエルにしようっと。珍しい食材発見で今夜の夕食卓が非常に楽しくなるわけです。
そんなスーパーを利用して17年になりますが、おそらくこれまで2回か3回位しか見ていない貴重な鮮魚を発見!!!!。
それも目に入った時には、隣の奥様が陳列3パックのうち、2パックを買い物かごに収めようとしていました。
奥様離れてすぐに、慌てて最後の1パックをゲットしました。値札等見ていなかった。あんた誰??秋田県人か???。
ゲットした鮮魚は「ブリコ」です。
といっても秋田方言ですのでわからないことでしょう。
栃木県人がチタケに異常な執着を示すにも似たことが秋田でもあります。
ブリコとは、冬に漁れるハタハタのメス。つまり抱卵したもっとも旬な魚ですね。
冬の秋田の県民食「ハタハタのしょっつる鍋」
「しょっつる」とは、魚醤ですが、これも原料はハタハタ。
通は、ブリコとネギ、豆腐、としょっつるだけで食するべし、と言います。
この時季オスも出回ります。この店でも何回かみたことあります。
でも
結局ブリコが珍重されますから、秋田でちょっと市場価値が劣るオスがほかの土地に回ってくるんですわ。
もちろんオスだって脂がのって美味いんですが。
オスはオスで一番旨いのは、ハタハタ寿司ですね。米麹で漬け込んだ発酵寿司なんですが、これはこれで絶品。秋田らしく日本酒にこれ以上の肴はあるか???というくらい美味いんです。
それが採れなくなった20年くらい前。日本海は等しく開かれてますが・・・・ハタハタ資源保護のため、秋田県の漁協は、自主的にハタハタの禁漁を決めたのです。他の県にはそれは及びません、もちろん外国は関係ないです。それでも守るべき魚なんです。
それくらい秋田県人にとってハタハタは特別なんですね。クロマグロよりハタハタなんです。
そんな山国では貴重なハタハタ食せました。「しょっつる」同店で売ってました。であれば今夜はハタハタのしょっつる鍋です。
何年かぶりの「ハタハタ鍋」美味かった!!!!。
流儀に反しますが、自身の健康ため、自家製白菜等野菜を加えております。
ウマ!
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