富山行

LIFE

 4連休前半は、ちょっと富山まで行って来ました。

 山好きには「立山連峰」「剣岳」なんてのが、思い浮かびます。まあ剣岳はGWまだ雪と氷の世界で、素人が行ける所ではないです。
 立山の雄山は立派な3000m峰ですが、こちらは数年前 秋登った感じでは、雪山に馴れた人なら簡単かなあ、と思いました。

 それで、どうせ富山まで行くのなら、立山の雄山をやっつけて、と思っていたのですが・・・・前述しましたように、当方の足の故障、それに伴う筋肉の縮小により断念しました。

 もっとも富山にいる友人は、元山岳部のツワモノ。

 雄山なんて言ったら、「ふん」鼻で笑われてしまった。麓で酒飲んでいるから、コウダさん一人で行ってきなよ。と言いかねない雰囲気だ。

 ともかく、長く歩けない身体なので、山は最初から論外と諦めて、ごく一般、超有名な観光地を訪れた。

 黒部渓谷のトロッコ列車。やはり一生に一回は乗っておかないと。
 
 雄山へ登るかといって馬鹿にされたが、トロッコに乗るといっても馬鹿にしないので、お前も初めてか?と聞くと。仕事で乗ったことあります、との返事。

 なんだ つまらん。奴は土木の監督であって、ダムの改修工事で訪れたことがあるという。

 さすがにGW。朝6時には、チケット売り場には列が並び始めていた。

 初体験なので、トロッコはそれなりによろしかったけれど。中年二人にはもっと邪な目標があるわけでして・・・・・・・・。

 終点駅近くにある秘湯を巡り、温泉のハシゴで半日を過ごそう、というものだった。

 ところがである。ようやく残雪が消えて先週に営業再開したばかりのトロッコ列車だが、周辺温泉施設はまだ営業していないと言う。

 終点まで行って、その実態に気がついた二人は、周辺散策に出かける人波に逆らって、乗ってきたトロッコ列車の帰路にそのまま飛び乗った。

友人A
 「ここまで来てすぐにトンボ帰りする人も少ないと思うけど・・・」

 「遊歩道はまだ閉鎖、温泉も開いてなけりゃ、居てもしょうがない。途中駅の黒薙は温泉営業していたろうそこまで戻って温泉はいるぞ」

 それが目的だったので、Aも反対するわけも無く素直に従う。

 黒薙温泉は、宇奈月温泉の源泉であるが、駅から山道を600m歩くと言う、足を病んでいるものには少々辛い行程であったが、何とか秘湯気分を味わってきました。

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