以前に記事に書きましたが。今日は薪ストーブのレストア作業でした。
事前下見で、薪ストーブ本体は、グリスアップと気密ロープ交換で行けそうでしたが・・・・問題は煙突。
この工務店のストーブ工事は過去見ており、一度は、火災が起こってもおかしくない状況だったので、すぐに改修を提案して工事しました。もう一件も酷い施工でしたが、緊急性はないので、注意喚起して終えました。
だから今回も予想されていたのです。大変な作業になりそうだと・・・。
ぱっと見、中空の二重煙突の施工だと思いました。本当は、マントルピース内のカバーを外して煙突の素性を確認したいところですが、どう力を入れても、煙突が動きません。カバーを外しても、煙突が中心を貫通しているので外せない、作業が進むどころかかえってやりづらくなる感じ。
それで、-ドライバーや小さなバールでこじって見ると、段々動くようになってきました。トンカチで周りから叩いたりして、その作業を繰り返すと、20分くらいして動き始めました。
やった!
って、何???これ????。
中空の二重煙突が、ストーブの口元に被さってます。二重だから、口元の内と外にくっついていて、外れないのか、と思っていたら・・・・・・・。
何と内側を残して外側だけが上がってきました???????????。
どういうこと??????。意味不明です。
内側と外側が一体なのが、二重煙突じゃないのか???。
ある程度まで上がったら、ドンとぶつかってそれ以上上がりません。
外に回てってみれば、チムニー囲いの屋根に煙突があたってました!!!!!。
つまりここも、煙突は何処にも家に固定されず、ストーブの上に乗っかって使われていたことになります。
過去二件の例からも、想像されたことですが・・・・・・。あまりに酷い造作。これはどうやって煙突掃除をしたらよいのでしょうか?????。
でもストーブ直上の煙突を見れば、スリキズが多く見られますので、無理やり本体から煙突を浮かして、何かでつっかえ棒をカマして、その間からブラシを突っ込んでやっていたのでしょう。
しかし長いあいだには、シングルゆえ、タール等が付着して固着してしまい。最後の方は動かなくなっていたと想像されますね。
しかし外側はある程度上に上がっても、内側の煙突自体は動きません。これを打開するには、内側も切断!!という大鉈を切るしかなさそうです。
切断せよ。下知を下します。
最大の煙突リペア工事になりそうです。
切り落としたぜ
明日に続く。
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