苦悩は続く 外搆工事

 昨日は、苦悩も心地よい、と書いたが____。そうそう気持ち良い苦労ばかりでもない。

 一番辛い事は、予算が無いと言われる事かなあ。
 当社は絶対に同じグレードなら低予算で仕上げる自信がある。しかし施主様が考える予算と開きがあるとその擦り合わせが大変だ。お互いやりたい事も削ることになり心苦しい。

 もうひとつ苦しい事は、単に造作することでなく、隣接地主との調整作業に腐心すること。やも得ない事であるが______。土地には色々な絡みがあり、連続した地形だから____。

 自分の土地だからと、全部思うようにいくとも限らない。造作する前にそうした壁に当たってしまう事も多く、これも心悩ませることになる。

 誠心誠意あたるのは前提だが、そうした交渉ができれば困らない。立場上直接折衝する事が出来ない場合もあり、こうした場合、気を揉むし、最悪工事も出来なくなる場合も想定され_____自分で動けずに事の推移を見守る立場になっていれば、 何も出来ずに大変辛い思いをする事になる。

 宅地として分譲された土地を求める場合は、こうした憂いは少ないと思うが、そうでない田舎の土地の場合。まだまだ様々な「絡み」が多くて苦労する事が多い。

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