昨年の夏に私の日記で紹介した達人ログハウス ビルダー。しばらく海外で仕事していたようで、久しぶりにお見かけいたしました。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nikkoworks/view/20070619
達人は、空き地で、抱えきれないくらい太いカエデの大木を、これまた十字形に組んだ土台の上に建てておりました。
これは一体何が出来るのか??????。図面は達人の頭の中にしかないので、私のような凡人は推移を見守るだけで、ございます。
と、これだけでは、ここで日記は終わってしまいますので、もう少しツッコミ を入れます。
「ちょっとだけヒントください。」
すると・・
「階段・・・・・小屋組み・・・・看板」何か禅問答みたいな言葉の羅列です。
これは達人が達人ゆえ、凡人に難解な謎々を掛けたわけではなく、私が勝手に省略しただけです。
まとめますと、どうもこれはある建物に組み込まれる看板であって、かつ上部にツリーハウスのような空間をささえ、そこに登るための階段もつく!!!!らしい。
まあ仕上がりをご想像ください。(現物を見ている私でさえ想像できなかったけど)年末までには完成する予定とか、その時はまた紹介します。
ログハウスといえば、杉檜など内地材でも、外材でもなるべく真っ直ぐで長い、というのが必須なのだ。通常横に積んで壁を作っていくからね。
でも何十年もそうした材を刻んできた達人は、飽きてしまったようで、これまであまり縁の無かった広葉樹。つまり家具などに使われるが、真っ直ぐな材が取れないため、建築には不向きだったそうした雑木を最近こだわって刻み始めたようなのだ。
これもそうしたテーマ上の作品になるだろう。
四本の曲がった雑木を組み付けて二段ベッドを作ったこともある、らしい。
「あッ それ良いですね。見本か写真があれば、セールスしましょう」と私は商人の発想で、サンプルないしカタログを用意を必須と思ってしまうのだ。
しかし雑木をつかうという段階でもうすでに、同じ物は二つ存在しない、(作れない)製品のカタログやサンプルはナンセンスと達人は思っている。
そうなるとこの達人を活かそうと思えば、できた「物」を売るのではなく、つくる「技」を売る のが正道だろう。
つまりキャッチコピーは
「看板・遊具・ベッドにベンチ・テーブルからツリーハウス・・・・木で何でも作ります。
旅費と手間をいただければ、チェンソー片手に地球上どちらでも伺います。」
ということになる。
日本で指折りのビルダーです。世界でオンリーワン唯一のものが作れます。
どなたかこの技を利用してみませんか?。
ご用命はコウダまでどうぞ。
コメント
なんだかワクワクしてきますね。完成図は達人の頭の中だけにあるんですね。
私は庭のデザインをしているので、私の庭を造りにチェンソー片手に来てほしい! 夢は楽しく描かないとね!
ワクワクしてきたでしょう。続報をお楽しみに。
私も凡才ですが、それなりに無から形を作り上げるこの仕事は好きです。
描いたイメージを職人さんと形にしていく作業は楽しいですよね。
ご用命あれば行きますよ。九州でしたっけ。
庭に、天然木の遊具とベンチと、オブジェと・・・・ともかく一杯使う絵を描いて欲しいなあ。