蓼科山 日本百名山たるわけ

LIFE

昨日より続く

そんなわけで夜明け前から高速道を250km走り、泥田で稲刈りをし、日が暮れてから入山口を求めて山の周りを半周してしまったわけです。

これで爆睡・・・・・とはならないのですよ。夜間はコンビニなどない所ですから寝酒を買えなかったこともあり・・・・・。この車(CX-5)にして初めての車中泊、荷台がフラットにならず身体が滑り気味・・・・。人気の山らしく夜中車がやって来て夜明け前には満車だった・・・・。

とあまり眠れず・・・・・・コウダは大胆とも形容されますが、悪く言えば図々しいわけなんですが。神経質でもあり、こうした車中泊では何時も眠れないのです。

慣れっこなので、足元が分かるくらいになってきた5時半には出発してました。

連休ということもあるでしょう。またコロナ自粛で、オープンエアの山歩きの方が安心だ、ということもある。また下調べをせずに来てみたけど。山麓に別荘地やスキー場などあり、アプローチが容易であることも大きく。

早めの出発なので、帰り道にすれ違うハイカーの数の多さにびっくりしました。

日光・男体山の登拝祭はご来光を目指して8月1日の0時から登ります。日の出は山頂に1500人位いて、降りる時には登ってくる人2000人位とすれ違うんです。

その感覚からすると1000人以上はいましたね。

登ってわかるのですが。大盛り茶碗飯のような山容なので、道はまさに男体山と同じで、ずっとガレ場の足元の悪いキツめの登り道が最初から最後まで続きます。ただ中禅寺湖から山頂まで1200mの標高差に対してこちらは600m。だからコースタイムも約半分の2時間で登れます。

私も妙高山より軽そうだと、こっちにしたのですが。手軽な百名山ということで、人気も高いのでしょう。

 

ただ・・・・・・・ 百名山は伊達ではなかった。

 

登ってみてその名山たる理由がわかりました。眺望がすばらしい。

↓中央部が穂高連峰(これ最後の方の写真です。下は雲が多いですが、山頂にいるあいだビールを二本飲んでいる間に雲が減り西側は快晴になってきました)雲海もまた興なり。

北は浅間山が噴煙を上げており、東側の奥は雲が掛かってましたが。手前の八ヶ岳連峰 そして仙丈ヶ岳あたりの甲斐の山。西側は御岳から乗鞍岳、穂高連峰、槍ヶ岳 から唐松岳-白馬-妙高 つまり北アルプスが南から北まで屏風のように一望できるのです。

こちらアップ。人間はどうでもよろしい。3つ凸凹しているのが穂高連邦 そのすぐ右に大きく凹んでいるのが有名なナイフエッジ=大キレット。ちょっといって尖塔のように尖っているのが槍ヶ岳だね。

私はあまり北アルプス登ってませんが、山好きには、登った山を指差ししながら確認する作業は楽しいはずです。

手前が横岳。右手奥が八ヶ岳連峰

↑この山の西・南面が蓼科高原。リゾート、別荘地である。雲海の奥が仙丈ヶ岳など甲斐盆地西側の山々。

出発が早かったので、広い山頂を一周して四方の山々を楽しんでも、まだ8時でした。山頂には営業小屋があり、売上に貢献。

朝ですが・・・・・流儀なので「山頂乾杯ビール」を一人でやります。昼酒どころか朝酒は効くぜ。思い出せば、今日は朝飯まだだったけ。

↑ こちら北面 一番大きな山が浅間山 噴煙が見えるんだが・・・。

味噌汁でなくビールで朝飯を流し込むのでした。

 

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