乗馬クラブ プラ杭を固める裏技

WORKS
乗馬クラブの柵工事。進行中です。
そもそもこの話があった時。やったことはなかったのですが、「出来ない」とは余程のことがない限り言わない私。
 
しかし輸入製品を初めて目にしたのは工事初日でした。現物はプラスチックの空洞の杭で、横桟は柱に固定されない構造でした。
「こんな軽くてペナペナの杭と柵をどうやって固めるのよ・・・・」
説明書には、柱を鉛直にたてろ、としか書いてません。
そもそも牧場の柵ですから、起伏にそって設置するのが当たり前。
アルミエクステリアフェンスのようにまっすぐ、水平に、かつコンクリートで固める、という代物ではないのです。
しかしながら、そこは日本人。「まっすぐ、水平にコンクリートで固定」というオーダーでして。延170mありますから・・・・工法に頭相当使いました。
 
その結果が、写真の工法です。
柱穴を掘って、深さを揃えるために、コンクリート平板を設置。これを基礎の代わりとします。次に杭の足元に2*4材で足をつけて自立してもらいます。立ってもらっている間に横桟を組み付けます。足元にはボイド管をかぶせて杭を固めるための型枠とします。
 

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