猿知恵  

LIFE

「猿知恵」という言葉は、「ちょっと考えが浅かったね」という揶揄する例え言葉である。

そんな書き出しからして・・・・また私たちを馬鹿にした記事を書くんじゃない???

 

と我が家のヤギレンジャーが牽制の「ガン」をつけてきました。

 

何かと知能が足らないようなイメージを持たれていますが・・・大体動物というのは、体格に比例して脳みその重量もあり。ヤギも下手な犬よりは賢いくらいです。(盲導犬にはなれないと思いますが  (^_^;))。

例えば・・・首輪に紐をかけて引張てますが、途中に木があれば、紐が絡まないように人間側に寄ってきたり。

美味しいものを箱に隠して時々与えていると、「あの箱の中だ」と見ていて、フリーにすれば、真っ先に箱を漁りに行きます。

そんなヤギレンジャーですが。「これはお館様が育てている畑の野菜だから食ってはならぬぞ」という躾は不可能でありまして・・・・・。首輪のフックが何かの拍子に抜けたり、ロープが切れて脱走した際・・・・。

「旨えなこの草!!!」と見事に畑の野菜を食われること、3度5度・・・・・。

 

業を煮やしまして。隣家が数年前猪に畑を荒らされてことも見ていて、「アニマルネット」なる簡単な防御ネットを畑の周りに設置したのです。これでヤギが脱走しても畑を守れる!!!と。

 

しかし、あっという間にネット周りに草や、篠竹や野ばらが繁茂してしまい。特に篠竹は地下を通って畑に浸入してきます。またネットのために、草刈り機も上手く操作できず・・・・・・ネットと外側の草・潅木がもう「壁」になってしまい・・・・・・・一昨年我が家の家庭菜園が機能不全に陥ったのは、一つこのネットの功罪・・・・罪状過多のためです。

 

前に書いていますが、昨年暮れ東電の送電線保守チームが我が家の雑木枝を払い、また畑の周りの篠竹や低潅木を切ってくれたおかげで、幸いなんとかアプローチできるかも・・・という状況になりまして、今日意を決して藪に飛び込みました。

振り返れば、15年前に家を建てた時も、刈払機ではどうしようもない潅木茂る藪を東電が切ってくれたおかげで、私も勇気をもって藪に向かい、畑なりの開墾に成功した歴史ありまして・・・・今回二度目の助っ人を受けたことになります。

で今日は、3年前に設置したアニマルネットを撤去。そしてそれに絡んで繁茂してしまった篠竹の駆除に当たっております。

いやあ大変だ!!!!!!。

 

竹や草が絡んだネットはカサが膨らんで・・・・処理が大変だ・・・・・とりあえず枝と一緒に燃やして皮膜を焼いてしまおう・・・・・。手間と金をかけて・・・・この有様・・・・情けない・・・・゚゚゚(゚´Д`゚)゚。

一日かかってネット撤去、回りの篠竹刈終了。スッキリしました↓。

 

「コーディネーターだって? カッコつけて名乗っているけど。やっていること猿並みね。こういうの猿知恵っていうのよね」

 

「こらヤギ。何か言ったか?」

 

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