一般の方には、これって作るの大変でしょ?
なんてこともプロにとってはなんてことない、ということは良くある話で・・・。
逆になんてことないオーダーに思っていることでも。
それはプロでもとっても難しいことなんです。ということは侭ある。今日の現地調査はまさにそうした典型。
「入口にアコーディオン門扉を付けて欲しい」というオーダー。出かけてみれば間口が11mあって、それだけならまだしも・・・・・左右の標高差が25cmもあって・・・・・それが2次元的な勾配(左右の傾きだけ)なら何とかなるが・・・・・・・敷地奥は水平基調でできているから右側は乗り入れ勾配がキツくなっている。つまり3次元的に勾配がついている。
これって所定の対称な通路の上を並行移動して開閉するのがアコーディオン門扉だから「取付不能」ということ。
そう言っても「そこをなんとか為らないでしょうか?」と言われれば、何とかならないわけでもないが・・・・・。
間口を絞ったり、門扉のレール部分だけ二次元勾配にして、その前後左右で既存の土間を壊して新しい勾配をつくって擦り付ける、という工法になる。
って、言うのは簡単だが・・・・・・依頼主の方がそもそも「アコーディオン門扉が一番安い工法だ」と思い込んで言っているから。こうなれば「安くない」ことになるんだよ、と言っても下請けなので直に伝えられず・・・・無駄になるかもしれない見積積算をすることになり・・・・・・・全くもどかしい年の瀬です。
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(有)国府田産業 | ペレット・薪などの木質エネルギーを推進するリーディングカンパニー 栃木県日光市
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