前にも書きましたが。本来最後にしようとしていた仕事が年またぎになり・・・・。来年しか入荷しないと思っていたストーブ本体や欠品であった部材、オーダーしてもすぐにできないだろう・・・・という部材が次々前倒しになりやってきて・・。こうなったら最後にやっちゃう?と木曜日に先方に伺いを立てるとOKということになり。
昨日今日は薪ストーブ煙突工事です。
こちら前倒しでやってしまえ、というほど簡単ではありません。
それは屋根が工場などに使われる折板で勾配がないのです。コーキングで防水すれば、何でもおなじだ、と思って施工している業者さんも多いのです。もちろん当社もコーキングには頼るしかないのですが・・・・・。
コーキングが劣化や地震で切れても・・・・・漏水しない構造。二重三重の備えをしておく、というのが当社の施工法です。
今回もコーキングだけ用意すれば、2000円位の資材費ですみますが。ステンレスの雨仕舞い板金を特注でつくらせたり・・・・その十倍の資材費。数倍の手間代がかかっています。
よく建築工事費は複数の見積もりを取れ、なんてものの本には指導されていますが・・・・金額だけ見比べる「素人」さんが多くて・・・・・・。内容を吟味してくれない・・・・・・。それでもでも安く書いて、手を抜いて、すぐにネガがでるような施工法は取れません。
開口部分、煙突が貫通する部分はブチルテープで目張りしますが、これは最後の防波堤。
そこまで水が浸入しないように、フラッシングというカバーとオーダーで作らせたカバーで二重にパックします。
これは貫通した折板の左右となりの山のてっぺんに設置したゴムパッキンです。雨水の浸入を防ぎます。
既存の色々な隙間はコーキングに頼るしかありません。
今回予算がない、というお宅でしたが。折板屋根だけでなく、プレハブ建家なので、一二階の床は鉄板でして・・・・・・(^_^;)。非常に造作が大変なのです。
最初から私は二日間工事日を予定しております。気持ちよく有終の美を飾れますか????否か????。
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