今季二度目 ヘリテイジの灰浚い

STOVE

本体がソープストーンで出来ているハーツストーン製ストーブの利点というのは、このページでも何回か書いているから今回は触れないが。

中でもヘリテイジのさらに優れた点は、サイドドア付きと、燃焼室に深さがある点である。私はフロントドアは全く使わない。おかげで薪を追加するときに火の粉が爆ぜて床を焦がすこともないし、灰がこぼれてにわかに掃除することもない。モノグサな私にピッタリの使い勝手なのだ。

暖冬気味なこともあって、本気で焚くことが例年以下みたいで・・・・・・昨日今季火入れして7週間あまりで、二度目の灰浚いを敢行した。

この灰は、今季藍染の藍を栽培している御仁が染色上必要な灰汁のため譲ってくれ、という申し入れが有り。なるべくヤケぼっくりをいれずに丁寧に20Lのペール缶に移動して貯蔵している。

今回二度目の灰浚いで、一缶目がほぼ満杯。つまりヘリテイジ炉内には10Lの灰を貯め込めるということだね。

構造設計がすばらしいヘリテイジは、広大なガラスはまったく煤けない。昨季などは二回しか掃除しなかった位なのだ・・・・。

それでもススはなくても、爆ぜた灰がガラスに付着しているので、さっと濡れ雑巾で拭く。あっという間に綺麗になり・・・・ま火を楽しむためだけの儀式なんだが。簡単このうえない。これほど見事に煤けないとメーカー設計者に「あっぱれ」という気持ちになるね。

現在、世界からいろんなストーブが日本に入ってきており、最新の設計思想で作られているものも多いだろうけど。多すぎてストーブ屋もその実態を全部知らないから、単純比較はできないが。ヘリテイジ未だに一線級の実力であろうと推測している。

真冬でも二週間に一回の灰浚い清掃作業で良い。

 

 

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