昨日より続く
今回設置のストーブはちょっと変わっていて、ストーブ本体正面から熱風が出るだけでなく、本体後部にもう一つ温風吹き出し口をもっている。
今回は新築案件ではないが、設計時から採用が決まっていれば、温風ダクトを壁の中に忍ばせて・・・・・。とスマートに(配管を見せずに)一台のペレットストーブで二部屋同時暖房が可能となる。
もちろんペレットストーブは排気管から排ガスを外に出さねばならないし、温風ダクトの長さも限界あるから、自由に何処へでも設置できるわけではないが。条件があえば、利便さが広がるストーブだと思う。
今回の現場では、一般的な設計とは違って二階にリビング、そして一階に寝室があった。垂直的にみれば、もっとも暖房が必要な部屋が上下に重なっており・・・・・まあ条件にピッタリ、というわけで採用になった。
二階から一階へ暖気を送ります。
理想から言えば、暖気は上に上るので、一階にストーブがあって、二階へダクトを伸ばす、というのが最高なのだが・・・・・まベターな使い方ということで参考にしてください。
この他ペレットストーブには、温水循環機能をもったものもあります。本体は数十万円(温水配管工事は別途)で、普通の家屋なら全館暖房することも可能です。
と、薪ストーブはもう何十年も変わってませんが・・・・・。
・ペレットストーブは薪も燃やせるハイブリッド型
・今回紹介の温風2系統型
・温水循環(床暖・パネルヒーター対応)機能保有型
・・・・・機能が増えております。これからもペレットストーブの進化は続いてくでしょう。
↓これが一階天井に付けた温風吹き出しガラリ
理想を言えば、壁内に仕込んで足元から吹き出す仕組みにしたかった・・・・・・けどね。
二階へ設置ということでもう一つ気を遣ったのが、メンテナンス。
一般的にはシーズンオフに閉める蓋をつける。鳥などが巣を作らないためだが、高くてその蓋を開け閉めできないので他社製品の鳥が入れないガードを付いているものを先端に装着した(先端のシルバーの部分)。さらに通常は45度下を向く排気管先端部だが、こちらの正面には男体山があるため、冬の吹き降ろしの風が強い。それであえて90度真下を向けています。
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