木枯らし一号

LIFE

 昨日は、夕方から真っ黒な怪しい雲に覆われたかと思うと、突風が吹き荒れ、気温が見る見る下がっていった。日光連山は時雨気味で、明朝は初冠雪かと、思われた。

 今朝は期待して山を覗いたが、山は白く見えなかった。「正式」には27日に初冠雪と報道されているが、山頂付近の裏側だけなので、表からは見えなかったのだ。

 「 」付きの意味は、かつて気象庁の測候所というものが、奥日光にもあって、ここで正式に「役人」が初冠雪を発表していた。しかし燈台守がいなくなり、無人化されたように。測候所職員も、人員削減やロボット計測化により、測候所は廃止となった。

 そこで現在は、委託を受けた民間人(勿論住民)が奥日光の、初氷や初冠雪を見定めて、その報告により発表がされている。

 民間人が発表しているから、認めない、というスタンスではないが、やはり、麓から皆が認めるはっきりとした降雪が欲しいね。

 もっとも、測候所に人がいた時分でも、初冠雪の時、麓からは皆が見えているにもかかわらず、測候所は低いガスに覆われて観測できず、「正式」発表が1日遅れる、といった逆の事態もあったなあ。

 

 当地の人は、山に雪を見れば、これで秋も後半。もうすぐ来る長い冬に備え、フンドシの紐を締めねば、と言う気になるのだ。

 木枯らし一号により気温がこの秋最低の4度まで下がりました。

 薪ストーブは今週から一抱えだけ火を入れる「試し焚き」(薪を追加しない)状態でしたが、昨日は初めて本腰で燃しましたね。結果室温24度暑いくらいになってしまって・・・・それでもこの3年間では、もっとも遅い火入れです。

 初冠雪も通年より、一週間ぐらい遅いです。予想通り長い秋になっています。
 山の紅葉は通年より早い感じ、里の冷え込みは遅い。このツジツマはどこで会うのでしょうね??。

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