我が家の居間は20畳余りあるのだが、半分近くがタイル貼りである。
タイルの床、というと冬寒いのではないか?と思うかもしれないが、その下には蓄熱暖房システムが忍ばせてあり・・・その熱が厚み12mmのタイルにも蓄熱し・・・実際すこぶる快適である。夏はひんやりするし・・・。
そのタイルはINAXがかつて「ソイルセラミック」と称して、高温で焼成する既存のタイルと違って低温生成のいわゆる「エコ」商材だったのだ。おそらく石灰かセメント系のバインダーによる製品だったと想像される。歩行などの圧力で、磨り減ったり、色が変わる・・・・という常識外の「タイル」だった。
そうした組成の意味や、土ベースの厚みのあるタイルであれば、蓄熱性が期待できるだろう・・・・ということで私は採用したのだ。
実際テラコッタに近いタイルであって、蓄熱性はもちろん期待通りで、風合いも、ツタとして挿入された繊維が露出してたりして・・・・従来のタイルにない味わいでコウダは実は大変気に入っていたのだ。
しかし・・・・世間的には評価されなかったようで、ほどなく廃盤・・・・。
今では類似品も手に入らない。タイルを販売したり施工したりするコウダでは当たり前のことなのだが・・・・。こうした事態に備えて、補修用の製品を確保していた。
今回そのタイルが傷んだことで、更新・補修作業も、問題なくおこなえた・・・・・。
ただ・・・・・経年変化があるタイルなので・・・・・・・・新品を貼ると目立ってしまうのが玉に傷。しかしきっと一年も経つと馴染んでくるんじゃないかな。
というわけで、タイルを採用した方は、補修用として自宅にキープすることをおすすめします。タイルメーカーは次から次へ製品を変えてきてますから、数年で廃盤になることが普通です。自己防衛が必要です。
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