常連さんならご存知。コウダも使っていてオススメの薪ストーブ「ハーツストーン社」ですが。主力機種が来年に向けモデルチェンジが予定されています。
欧米では薪ストーブも車のエンジン同様に「環境基準」が制定されています。アメリカでの基準EPAが2020年に更新され、基準が厳しくなるのに合わせた改良です。ということはこのメーカーだけでなく、改良される他社製品も出てくるでしょうし、基準満たせず廃番、あるいは廃業という展開もあるかもしれません。
いち早く今年5月に「キャッスルトン」というヘリテイジの弟分モデルの新型が輸入されてきます。来年中に主力モデルは全て切り替わる予定です。
改良点の主なところは エアーチューブタイプのクリーンバーン2次燃焼に加えて、触媒による3次燃焼が追加されたことです。と書くとマニュアックな方は、アンコールと一緒ジャン、と言われそう。
確かに最新のアンコールはクリーンバーン燃焼も取り入れ、また以前より壊れにくく、メンテも容易に改良されてますね(以前は造りが酷すぎて、故障ばかりが多くコウダは全く売る気がしなかったのだ)。
それでも決して安くない「触媒部品」負担を重く感じているユーザー様も多し・・・。
ハーツストーンの触媒は、バッフル板の上、つまり煙突へ向かう最終工程に置かれます。この位置はアンコールと違って2次燃焼部分から離れているため。またハーツストーン社の2次燃焼は現行でも、新基準をクリアーできそうなほど優れているようで、残った排煙をより綺麗に完全燃焼させる「役割」のため、負担が少ないそう。
未だに2次燃焼の主力を担っているバーモント社の触媒が上手く使っても3-4年が交換サイクルのに比して10年ほど使える!!!!らしいです。
さてここで薪ストーブ購入を考えている近い将来のユーザー様は結構重要な岐路です。
改良=価格が上がる ということですからね。
消費税も上がります。
排気がキレイになるといっても、環境貢献はミリの差。CO2が減るわけでもない、第一日本にはそうした基準がないから、旧モデルで差し支えない人多いと思う。値上げと性能アップを自分でどう納得するか・・・・???。
・予算がない人
例え施工がちょっと先でも増税10月前に現行品を買っておきましょう。値上げと増税で7-10万円(予想)位は違ってきます。
・新製品を待った方が良い人
排ガスは一層綺麗に。また燃費も向上しているとアナウスされています。住宅地での設置あるいは、薪の調達量の不安がある方は新型を待つべきかも、です。
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