昨日紹介した東京ビックサイトでの催しは、「スマートエネルギーWEEK」というのだが、世界33カ国から1590社が参加しているそうだ。バイオマスはその中のほんの一部のブースを占めているに過ぎず、太陽光や風力、水素燃料電池・・・・などのブースに比べて少数である。それでも100社が参加している様子。
昨年は、小規模の薪やペレットボイラーのシステムや扱いの会社が知りたくて、出かけたんだけど。実際そうしたメーカーなり、代理店なりと話ができたり、カタログを頂いたりできて満足だった。今年はそうした会社の出店が殆どなくて、「ガックリ・・・正直肩透かしで、つまらなかった」
バイオマス発電とか、大きなプラントを扱う会社が多かった。まそりゃそうだ。出店料だって安くないだろう。小さなボイラーなど扱う会社は出て行っても合わないのだろうな。
そんな中で目立ったのは、プラントなどエンジニアリングの会社は昨年は、環境先進国の欧州からがほとんどだったのに、中国系の会社が何社か来ていた。日本に売り込むほど技術力が向上してきた、ということなんだろう。
そして燃料売り込みの東南アジアの会社もまた増えていた。ベトナム、インドネシア、台湾、・・・・・。
ペレットはヤシガラを原料とするもの。またパーム油の絞りかず使ったオイル系・・・。
廃物利用ということで輸出したいのだろうけど・・・・・。何か違う????ような・・・。
リサイクルとかスマートエネルギー・・・て大量生産大量消費社会へのアンチベクトルの側面があると思うけど。やっぱりエネルギーはなるべく遠くから運んでこないで、ローカルな地域で作って使いましょう、というのが正しい方向なんじゃないだろうか。
現在の日本のバイオマス発電所も、輸入原料使うために沿岸部に作られたり。国産材木を利用するものでも、燃料供給のため、木材の相場が不安定になったり。やっぱりあまり大規模なものは、弊害も増えるような気もするね。
上記のサプライヤー達は、現状では発電所とかが売り込み先だろうけど。ペレットストーブが普及すると、ホームセンターなどでは廉価な外国製が並ぶようになるかもね。
・・・・・それ驚異じゃん・・・・・・・。
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