長野の稲刈りから帰り、連休最終日に仕事再開です。
良いついでができて、行きがけにルート上にある、とある輸入ストーブ代理店に寄ってきました。
3回目位なので、会社の方とも、今回は色々突っ込んだ話というか、内部構造・二次燃焼機構の質問など遠慮なくしていました。そこにエンドユーザー様が何組か同時に見えまして、立て込んでました。そのうちのひと組の御夫婦が目の前で、こっちはこうであっちはあれだから・・・・などと言うものだから。人の店にも関わらず、にわか店員になってしまいました。要望といのは、鍋が天板に三つ置きたい。ガラスが大きくて炎が見える奴・・・・・
すると目前にヨツールのF500があったので、これは天板がグリドルと交換できて、ヨツールの独特の炎型フレームがない窓が大きく見えるスペシャルエディションがありますよ・・・丈夫で扱い易いですよ、なんて出しゃばって接客しちゃいました。
そんなことをずっと見ていたのか、社長夫人が私に
「貴方ストーブ好きなのね?」と言います。ストーブ屋の端くれですし・・・・・おっしゃる意味がちょっとわからず
「ストーブ屋ってみんなストーブのこと好きだし、ニーズにあった機種を勧めたいし・・構造的なこと、マニュアックなこと知りたがるんじゃないんですか・・・・」と言うと。
「そうでもないのよ。燃えれば良い、売れれば良い、ですんじゃっているストーブ屋さん多いのよ」
「・・・・・・・・・」それが実態なのか、良くわかりませんが・・・・・・
私とか、かわはらさんは業界では異端なのかも・・・・・・・・どうでしょうか?かわはらさん。
国府田産業HP
まだ知られていないであろう、スペイン製の新製品
前面総ガラスの扉でモダン系の一品
コメント
長野総商に行かれたようですね。
「異端児」に関しては、そうかもしれないですねぇ・・・。
> かわはらさん
え__そうなんだ。私通常の食い扶持の工事など、人と違うね、と言われても礼賛だと思って解釈しています。ことストーブ事業は王道を行っていると思っていたのですが・・・・・・これも本流を外れていたとは・・・・・。まあ分かりやすくてすっきりして良いや、お互い異端児で行きましょうかね。
異端児の支持者!?の私です(照)。
上の写真、ヘルゴン社のHP(英語)で見たことがありますので知ってました。ちなみにヘルゴン社製品では、「アルセ」が気になっています。
こうしてみると世界にはまだまだ色々な薪ストーブがありますが、設置事例を見ると日本の代理店が扱っている特定の機種がほとんどで、以前koudaさんが、薪ストーブのユーザーは保守的だとおっしゃっていたのも頷けます。
> Mr.トリデさん
仰る通り、日本のユーザーは保守的です。買う機種が限られている。勿論定評ある機種は外れはないのだけど・・・・・もっと良い物もあるよと、例えば、私はハーツストンを紹介し、かわはらさんはハンターを紹介している。ペレットストーブなんかは、暖房能力のデータからすれば、そう大差ないんだ。薪ストーブの方がちょっと差が大きいけど。それでもこっちは寒くて使えない、なんてストーブは少ない。燃焼効率の差はあるけれど・・・・所詮、薪の持っているカロリー以上の性能は出せないわけで、五十歩百歩。
そんなミリの性能差より、使い勝手やデザイン・ライフスタイルのマッチングの方が重要だと思っている。価格・com的な人の評価じゃなくて、自分が何が好きで、どう使うか。がもっとも重要だと思うんだけど・・・・・・決められない人が多い。
他人の評価がどうか、ということばかり気にしているのが日本人だと思うこと多いです。