先日古民家のリフォームの際に薪ストーブを導入したい、という引き合いがありまして。
古民家ですから広い、かつ雑木林もお持ち、ということで、この案件は施主様の希望通りペレットストーブでなくて薪ストーブで進めようと思っておりました。
その二度目の訪問です。リフォームの大凡の予算が知りたい、という意向でしたので、概算で見積を作成して訪問します。
概算見積というのは、ここにこのストーブを置いてこう煙突を施工したら、というあくまで概算なので、実際もっと条件が詰まってきたら変更することがある、という見積書です。
ただ・・・生来のお節介気質。ストーブ以外のことも気になって気になって・・・・・。
この案件。現在建築中の「日光の家」工務店社長様の同級生、ということで工務店社長様からの紹介なのです。現在工務店とコラボ施工中であることを伝え、私ならこうしたら、ということを申し上げると・・・・・・ウチもプランニングしてみてくれ、というご指示が。
施工する大工は決まっているようなのですが、つまり無償奉仕になるかもしれないですが。やってみたいんです、古民家のリフォームプロデュース。
100年以上前の住宅のイノベーション。今住まう方にどんな提案、デザインができ、お役に立てるか。早速戻ってレイアウト作成中。ありがたいことです。絶対満足していただけるリフォームプラン作りますよ。
コメント
新築物件に続き、今度は古民家リフォーム…続々と楽しみなお仕事が舞い込んできていますね。施工されるのはこちらの主様の会社ではないようですが、どんなリフォームプランをたてられるのか、その図面がどう実現されていくのか、目が離せません。新たなコラボ始動にポチ!
> sna*****さん
何度も書いてますが、ストーブ屋の視点は、本体でなくて煙突なんですね。リフォームの場合煙突をどこに抜けば、メンテも含めて一番効率良いか(機能、コスト、安全性)を考えます。幸い薪ストーブ優先、という意向なので、薪ストーブの置き場所から始まりましたのでコンセプトがはっきりしていてやりやすい、と思います。
ちなみにこうした古民家の場合家の中央で棟木近くが理想です。雪害も少なく、風の巻き込みもない、煙突高も稼げ、直交の煙突ができます。家の中央で暖房効果も高い。メンテも妻壁側から棟木に登るのは容易いので棟木のすぐそばに抜くのがベストです。雨仕舞いもしやすい。