夢を追う・・・・人間にだけ許された志である。
しかしそれが叶うことのほうが遥かに少ないのも、人間は歳を追うごとに分かってしまう。
やっても無駄さ・・・・・・。疲れるだけ・・・・・。これを「老ける」という。身体的な老化は二の次。まずは精神から老けていく。
数日前TV滅多に見ないのに、水前寺清子さんの「365歩のマーチ」を観た聞いた。100年残る名曲だと思う。詩は星野哲郎さんだった。
「3歩進んで2歩下がる」・・・・一年歩いても一日1歩分しか進んでないかも、という365・・・・なのだろう。「汗かきベソかき歩こうよ」「人生はワンツーパンチ」で明日に向かって苦しくても泣いても諦めずに戦え、と。
栄冠はひと握りにしか与えられない。ではそれ以外は敗北か・・・・否、負けた分だけ、また賢くなり、また強くなり、そしてまた夢を追いかける。そんな姿を傍らで見て人間は他人から勇気をもらい、自分も強くなろう、負けずに前に進もう、夢を追おうを誓をたてるのだ。
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