屋久島の登山コースには、6つの避難小屋がある。大部分が「保全地区」であり、小屋以外のキャンプは禁止されている。私が辿るのは、島の縦断コースとしてはポピュラーなものだけど、このコース上に小屋は4軒。通常二泊三日の行程だから、そのうちの2軒に泊まることになる。
とうふ岩といいます↓
が・・・・人気コースの・・・・・しかもGWである。小屋内どころか小屋外のテントスペースだってあるかどうか・・・・・・。実際過去の記事など見ると、テントスペースがない、というレポートもあった。他人の鼾や室内環境が悪いこともあるので、最初から小屋利用は考えておらず、今回のために一人用テントを新調していた。
そこで、ここからは内緒の話なのだが・・・・・テントスペースがなさそうな場合。「お触れ」に反して,キャンプ指定場所以外で「ビバーク」覚悟で臨んでいた。野営、キャンプ、ビバーク、何処がどう違って、何処までがボーダーなのか、などという説明はヤブヘビになるので考えてはいけない。
私もそれなりの手練、どこでどう泊まったか痕跡も、自然へのダメージも起こさぬ場所に草石のように一泊を過ごしております。
この件に関しては
「訴追の恐れがありますので、発言は控えさせていただきます」
「三岳」という地酒があるのだが、 早めの時間帯から登山が始められたことで、その一つを示す「黒味岳(1831m)」を初日に登頂できてしまう。
一回下って1700m位がビバーク地点だ。ここまでくれば、明日の主峰「宮之浦岳(1936m)」は朝のうちに辿り着けるだろう。体力に自信がなかったので、「三岳」のもう一つ最奥の「永田岳(1886m)」はオプション扱いだったが・・・・・・何か行けそうな気がしてきた。
今回の登山のための鍛錬で、地元鶏鳴山に登り、山頂でキャンプしたのは一週間前。そしてまた南海の山の上で、夕日を見送り、星を楽しむ。贅沢なひと時である。
これで一杯やって、疲れもあって熟睡の予定が・・・・・・・。
実際は全く眠れなかったのである。続く
コメント
一気に1800mのお山を踏破。凄いですね~・・・って、こちらの主様なら朝飯前!?絶景のお裾分け、読者一同眼福眼福o(^^)oしかし、一体このあと何が…!?ドキドキ(@@;)
> sna*****さん
何時もドラマチックになってしまうことが多い人生です。