昭和40年にタイムスリップ

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 先週の土曜日は、旧足尾町で、外構工事の打ち合わせでした。別荘なので、春になったら開始という二年越しの案件です。
 
 ここで、また得意の「一石二鳥」作戦、合理精神が顔を出します・・・・。
 どうせ足尾まで行くなら、日曜日の山岳トレーニングは足尾の山へ。足尾泊まりなら、例のあの店に行ける・・・・・・・。
 という計画が密かに組まれ、職人たちには、段取りを指示し、山歩き仲間の「営業君」には足尾の集合地点を伝えます。
 
 土曜日の夕方。目的の店は足尾市街の南端近くにありました。
 
「ホルモン末広」
 
 赤ちょうちんに火が点っており一安心。なぜ一安心なのかというと、このお店は90歳近い女将さんが一人で切り盛りしている店だからです。臨時休業も多いようなので・・・開いてて良かった。

 

 

 ここを知ったのは、私TVはニュース天気予報以外ほとんど見ないんですが・・・。数年前吉田類さんの酒場放浪記でしたか、この店が放映されたのが目に入って。いつか行ってみたいと、いう数年後しの夢でした。

 

 

 本日第一号客でしたが、すぐに12名位のグループがやってきてほぼ満席状態。メニューはホルモンと豚足と漬物位なんです。ホルモンも中身はアラカルトお任せ。
 この手の店何十年ぶりでしたが、モツも美味かったし、滅多食べない豚足もイケますね。キムチも旨く、これだけで充分じゃねえ。と節制破りのビールをいただきます。

 

 そんな様子をfacebookでアップすると・・・・炊飯器持ち込んでますか?というコメントが入る。そう飯類はメニューないんです。「後で飯は炊くから大丈夫だよ」なんて返信していると・・・・。何とそのグループは白飯持参で来てました。本当に炊飯器持参で楽しむ飲み屋さんだったんですね。これには(°0°)!!。
 
 高齢で耳も遠い女将に負担かけないように、ビールも栓抜きも自分で取りに動きます。気が付けば、グループ内の常連さんと思われる人と二人でヘルパー状態になっております。
 いやあ・・・実に楽しい飲み屋でした。雰囲気だけで酔えました。来てよかったと思います。
 
 最後に会計漏れがないか、客の方が食べたものを申告確認しながら支払いに。
 奥では女将が請求額計算中。↓

 

 

 なんと5玉ソロバンでした。こんな風景何十年ぶりに見た(゚д゚)。
 
 足尾銅山施設を世界遺産に、という運動もあるんですが。「ホルモン末広」さん昭和40年代にタイムスリップしたような店と集う人々。「日本遺産」に加えて欲しい。資格ありは間違いない。私は推挙いたします。
 

 

 

 

 

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