目指すのは黒部川源流

LIFE

 せっかく夏休みに山に登ろうというのに、初日から雨になるという。

 実は・・・・登山経験がたくさんあるわけではないが、初日から雨の中を出発したことは皆無であったのだ。途中から降ってくるのは仕方が無いとして。

 雨なら山には向かわずに、麓の温泉なんかゆっくり入って、河川敷公園辺りの東屋かなんかで宴会などして一日やり過ごしているのが当たり前。

 当方、臨機応変・フリキシブルな対応が持ち味である。無節操の意気地無し とも言われているが。

 夏の山行というと、有名な沢を、ザイルや登攀用具片手に詰め上げて、途中でビバーク、山頂を経由して降りてくる。といったハードなことが出来たのは大昔。

 今では、せいぜい半日位歩いて、綺麗な沢で野営をして、焚き火にイワナ料理そしてお酒を頂き仲間と再会を喜び合う のが目的になっている。

 そんなわけで、全く「無理」や「苦労」 はしないのがここ十年のパターンであった。

 ところが、今年は違った! というか 自分で違えてしまった!。

 こともあろうに、真面目に3,4日しっかり歩かねば到達そして帰還できないような行程を作ってしまったのである。

 富山 といえば、北アルプスの北端の山々。そしてその間を分けて流れる黒部川。

 GWに来た時に、痛風のおかげで、トロッコ列車に乗っただけ。釣りも出来ず、温泉に一回入っただけ、という富山行きであったのだ。

 あの屈辱を晴らすのは、この機会を置いてない!!!。とリターンマッチに燃えていた。

 計画の概要は、「1.北アルプスのピークに立つ 2.黒部川の源流に降り黒部イワナと対面する 3秘湯入浴」

 これを全て達成するには、雨でも何でも、初日8時間歩いて稜線を越え、黒部川の源流に到達しなければならなかった。4回稜線と沢を上り下りしなければ帰ってこれないキツイ行程。
 
 加えて
 
 卑しい中年二人組は、3泊分の酒もしっかり持っていこうとするから、テントも含めて荷物の総重量は45kg位になってしまった。

 こんな重量背負って行くのはきっと20年ぶり位。本当に登れるのだろうか?????。

コメント

  1. くわでん より:

    ・・・3泊分の酒・・・ってゞ(^^;)
    それだけで重量どのくらいでしょう。
    相変わらず言葉とは裏腹に根性ありますね~。
    続きが楽しみです。ドキドキ。

  2. とっさ より:

    はじめまして。
    私も友と黒部減流を真座主肯定を今年の夏に計画したのですが、予定していなかった仕事が入り、断念しました。2013年こそはと思っておりまして、たぶん同様に、酒の類がザックを重くするかと・・・。軽量化をどうするかが悩みの種です。

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