先日の日曜日は、サトイモの試し掘りを行いました。
サトイモといえば、5月の頭に種芋を植えましたから、もう5ヶ月以上居座っている当家の畑一番の古株になります。
サトイモは南方系の芋で、寒さに弱い。ですので初霜で一発で枯れてしまう。しかし地中に埋めておけば冬中貯蔵が効く。
つまり枯れたら掘り起こして、食べる量以外は埋めておけば良いわけで、収穫の時期とか貯蔵の始末がし易い作物だ。
だから枯れるまであと数週間放って置けばよいのだが・・・・・・・。
今年の8月が異常に雨が多かったこともあるのだろう、お盆までは120cm位だったものが、あっという間に成長して今では180cmを越え、根元は両手で抱えきれないほどに太ってしまった。
予想以上の徒長に、その背後に植えたキャベツやブロッコリーに陽が当らない、という困った事態になってしまったのだ。
芋は太らせたいし、キャベツも食したい、と我がままな話でして・・・・。
しかし日差しが低くなってきたし、インゲンなども日当たりが悪くなってくる段になって、ようやく芋を一部掘り出してみる事にした。
日照権侵害の株を二本掘り起こしてみる。
本体の茎の脇からも小さな葉が芽吹いている。これは小芋まで芽吹いてしまったわけで、こうなると孫芋もそのまた脇に付きだす。
追肥も草刈もしない、という放任栽培だが、まずまずの収穫であった。昨日さっそく豚汁にしていただく。
お味の方もなかなか。
「栄養不足で土がまだ出来ていないから、他の野菜同様に濃厚な香というのはしないけど、灰汁やエグミはないなあ」というと、つかさず女房が
「作っている人間はアクが強いのにね」と突っ込みを喰らう。
「・・・・・」あまりの突然の攻撃に 何とも返せないのであった。
コメント
プッ!奥様に座布団三枚ッ!