鬼怒川温泉モニュメント像の床面修復

WORKS
 鬼怒川温泉のイメージキャラクターと言いますか、駅前に著名な益子の陶芸家が焼いた陶像「鬼怒太」像があります。
 来年東武鬼怒川線にSLを走らせる!ことが決まり。SLって今の電車のように両端に運転席付いてませんから、180度向きを変える転回所が必要なんです。それを駅前広場で、「見せよう」ということで(他に余地も無さそうなんだが)支線が駅前広場に入り込んでくる設計なんです。

 それで像も移築となりました。その像の足元の塗材は何なのか?と日頃お付き合いの薄い建設会社から、古い床塗り材の持ち込まれまして。建材屋ですから似た材料はすぐに探せるんですが・・・施工もしてくれないか、と。14平米位ですので一日仕事だし、こっちは自分の仕事が一杯で忙しいので。

「簡単だからやり方教えますよ」
「いや、やって欲しい」というので、図面も見ずに見積書を送りました。

 すると「この値段でできるのか?」というので。
「下請け作業でしょうから、業者価格で安くしておきました」というと。

「あの____二色でのデザイン塗なんだがーーーーー」
「え!   それを早く言ってよ」

 下ごしらえが必要になり、と一日では終わらない作業になりましたが。当社にとってそれほど難易度が高い工事ではありません。
ビフォー

 

コメント

  1. sna***** より:

    ご当地キャラ鬼怒太、初めて知りました。角一本というと、子鬼なんでしょうか。それにしては、というか、やはりというべきか…ごっつい面構えですね!益子焼でできてるなんて、さすがは焼き物の里。こんな大きな像、どうやって焼いたんでしょう。来年はこの青空の下を懐かしきSLが走ってるわけですね♪廃墟フリークが着目するほど寂れ、一時の賑わいを失ってしまったといわれる鬼怒川温泉ですが、大きな観光の目玉を迎え、復活・再興期待してます。この転車台、中国地方の山間地の駅に放置されてたのを移設したのでは?なんかニュースで聞いた記憶が…。スミマセン、いろんな興味関心が湧いて、肝心の「床面修復」についてのコメントじゃなくなってしまいました。明日の「キモ」を楽しみにしています。

  2. sna***** より:

    ヒントは「二色のマーク」と丸い排水口(?)にあり!?う~んう~ん・・・早く明日になって、このデザインと工法の「キモ」を知りたいsnaでした。

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