明日から「2016第一回ペレット&薪ストーブ 体験会」開催です。
ペレットストーブはまだまだ現物を見た方が少ないので、実際に体験していただこう。
薪ストーブは見たことがある人の方が多いでしょうけど、実際の導入に至っては、人間にも、建家にも、ストーブにも、色々条件というか、制約があります。それを理解してから導入しないと、色々なネガが出ます。折角大金を払っても、使われない、誤った使い方で近隣に迷惑をかけてクレームで使えなくなった事例など、いくつかの不幸を見てきました。
豊かなストーブライフをおくっていただきたい、そんな導入に際してアドバイスできたら、という意味あいのイベントです。
豊かなストーブライフと書きましたが、暖房だけでなく、バーベキューやピザパーティーなど、火のある生活は、一層人生を豊かにしてくれる、と思っています。そうしたアイテムの一つに、今回日本初登場となった「ピザ窯」があります。
9月に青梅で初見した時、これは良い、と確信し、その日に注文しました。
特徴1
まず価格がリーズナブル。税込162,000円。安くない、と思われる方もいるでしょう。石や耐火レンガで作った、あるいは作ろうとした人なら、これが安い、とわかるはずです。職人依頼して作ってもらったならこの値段ではできません。実際当社でも難しい予算です。耐火レンガ、モルタルは水に弱いので、屋根をかけなければなりません。そうした費用も考えると「高くない」と言えます。
特徴2
軽くて移動が容易い。内部のレンガを装着しても全重45kg。大人二人なら運べます。レンガ外せば、女性一人でも移動可能。簡単に物置からテラスに移動して調理できます。キャスター付きのテーブルに載せておけば、さらに簡単になるでしょう。実際床部分はそれほどの熱さがなく、パーティー等でしたら木製のテーブル上でも使用できます。
特徴3
蓄熱性が石並。余熱時間の速さはその何倍。軽さの秘密は床はレンガですが、本体はステンレスの二重構造で、内部に断熱材が組み込まれています。最初は石、レンガと比べてどうなのよ?と思いましたが。実際はレンガ以上の使い勝手。
まずびっくりしたのが、立ち上がりの速さ。焚付材+薪2本で、わずか20分で炉内は270度で焼き始められます。さらに驚かされたのが、蓄熱性。扉を閉めて、という条件でしたが(実際はピザの出し入れで熱が逃げる)薪わずか一本の追加で4時間炉内はその焼成温度以下には下がりませんでした。
特徴4
いろんな料理が簡単に楽しめる。コンパクトですが内部で焚き火をしても、パーソナルユースとしては充分な炉内容積があるので、薪ストーブ調理より遥かに使いやすく、塩・調味料等でストーブを痛めるリスクもない。炉内料理は基本、熾火を作ってからになりますが。これは前述のように20分で調理準備完了。簡単にパン、ローストビーフ、チキン、ダッチオーブン料理が楽しめます。
わずか20分で内部床270度(温度計440度を指しているが、天井近くにあるため、その調理温度との誤差を認識して調理したい)
私の感想としては、掃き出し外の屋根下テラス部分に置いておきたいですね。薪ストーブは暖房オンリー。気が向いたら、わずか20分、薪二本で調理可能なんですから。使い勝手抜群です。
ピザも楽々1分で焼ける
驚いた蓄熱性3時間以上たってもこの温度。薪一本追加しただけ。
コメント
おお~、これが噂のピザ窯!色合いポップですね。お台所にそのまま置いて日常使いにも…って思ったけど、煙突あるから×ですねA^^;)天井外部は断熱で触っても大丈夫なんでしょうか。余熱も余すところなく利用したいですね。内部のお手入れは簡単でしょうか。明日明後日、どんなお料理が並ぶのか!?とっても楽しみです♪…いいな~、こういうの普通に使う暮らし方って。小さなお店にもピッタリですねd(^^)
> sna*****さん
外部は熱くなりましが、数十度なので燃える危険性はないです。実際今日も木製台の上で焼きました。内部はステンレスで覆われています。が薪を燃やすわけで、煤等は付くでしょう。焼き台も耐火レンガなので、油等はシミになるでしょう。それが気になる御仁はこうした窯は使ってはいけません。
それから作れば肉でも、シチューでもつくれますが・・・・料理屋じゃないからね。ただピザ屋を目指す御仁にも、これで軽トラに乗せて移動販売ができる、と判断されたグッツである、とは報告しておきますね。
内部掃除いらずの手間なしGood!石焼き芋屋さんもできますねv(^^)明日はそちらも一日曇り予想とか。今日の美味しそうな香りを雨のせいで我慢できた人達も、明日は矢も楯もたまらず群がること間違いなし!いろんな人との出会いがまたまた広がる予感♪囲炉裏という、炎を家の真ん中に据える日本の思想が外に飛び出していく感じ。流しの焼きたてピザ屋さん、日光の名物になるといいですねd(^^)