昨日の配筋検査合格を受けて早速今日コンクリート打設です。
合格は当然と予約しておりました。今日は久しぶりにポンプ車を頼みました。当社そんな大規模な生コン工事は無いです。駐車場の土間、ブロック基礎・・・・・小規模工事が9割以上ですので、ほとんどが地面の高さに打つわけで。こうした場合「ネコ押し」というですが、一輪車で生コンを配ります。100平米位まではこうして人力で打ちます。が100平米超えると、動力の手配も考えなければなりません。
今回は基礎が高く、つまり型枠高もあるので、ポンプ車の力を借りなければ仕事になりません。
生コンは18立米。大型ミキサー車(6立米)3台ピッタリ。計算上、そして余裕を見て19立米注文しましたが、途中で「行けそうだ」と、4台目をキャンセル。
歯磨き粉の最後の一滴を絞り出すようにして・・・・・・文字通りピッタリでした。(^O^)
今日の生コンは「スラブ」と呼ぶ、底の部分。「ベタ基礎」とも呼ばれますが。昔の住宅基礎は「布」と呼ぶ立ち上がりの下に「フーチン」と呼ぶベースがありました。逆T字形の断面になるわけです。それなんで布以外の内部は土そのままでした。
最近の住宅基礎はこのフーチン部分が一体化して箱型に基礎を作るのが一般的になりました。
鉄筋もコンクリートも多く必要になるわけですが・・・・・何より
・強度が飛躍的に上がる
・床下が湿気ない
・シロアリにも強い
・メンテナンスも容易・・・・・・・ と利点多い
ここは昨秋の豪雨で床下浸水しました。それで基礎高を上げているのですが。換気口を工夫すれば、箱型なので、床下浸水は防げます。
しかし床上浸水すれば、今度は基礎が水瓶になってしまいます。そこでこの家の基礎にはそうした場合の水抜きバルブを取り付ける予定です。
国府田産業HP
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