秋山へ

LIFE

 3年連続で、単独行になってしまった10月の連休。

 それでもメゲズに山に向うと決める。

 こうも連続して思うにように行かないと、

 上等じゃん。そっちがその気なら、コッチにも構えがあるよ。独りで好きなようにやってやる!。自分の限界に挑戦だ!。

 ハードなことしてやろか。おもいっきり負荷かかることしてやろか、と自虐的な発想になることがある。
 つまりアルプスに独りでテント担いで登ったろうか とか。
 2日間コースを夜間もふくめ一日で踏破したろうか とか。

 その実、気持ちだけ若いのであって、挫折して体力の衰えを実感することになることが多いのだが・・・・・。

 土曜日の独りでの作戦会議の結論は・・・・・・。

 尾瀬ヶ原を見下ろせる某山頂で、一夜を過ごして夕焼けとご来光を拝み、紅葉狩りもしてしまおう、という欲張りな物だった。

 ちなみに、国立公園ではキャンプ指定地以外の幕営は禁止であるから、違法行為である。

 私がやろうというのは、幕営でなく野営。何処が違うのかって?。

 テントを使わず、火も使わない。山頂でマットの上に寝袋をつかってごろ寝をして一晩過ごそう、という計画である。それでもグレーゾーンの計画であるから、他言は無用に願いたい。

 夏の尾瀬行きの報告にも書いたが、峠の「御池」は駐車場のキャパが少ない。寝具も詰め込んだ大型ザックでシャトルバスに乗り込むのも迷惑であるので、シャトルバスに乗らないですむ様に土曜日夜に御池駐車場に向ったのだ。

 2時間半走り続けて午後9時30分に着いた。車は約1割ほど埋まっている。着いて車から降り立つ。

 「あれ??これって??」予想外の状態に混乱した。

 とにかく寒い。寒風強く、駐車場の脇には枯葉の吹き溜まりができている。紅葉どころかなんか葉っぱ大方落ちているような気もする。そして時折ミゾレ交じりの通り雨が・・・・・・・・メゲル・・。

 追い討ちをかけるように、ラジオからは明日の夜は、今夜以上に冷えこみ、風が強いでしょう、という予報が・・・・・・。

 山頂で夜明かしをしようという計画は急速に萎えていったのであった。

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