家族愛に応えられるような仕事を続けたい

LIFE
 多くの仕事がそうでしょうけど・・・・。
 ストーブをつけても、お庭を作っても、お客様の喜んで使っていただく姿をイメージして当たってます。時には意向と反対の提案をすることもあります。そのすり合わせの過程で、お客様もイメージを膨らませ、発展していけるお手伝いが私の仕事と思っています。 
 中でも重視していることの一つが、時の変遷への対応。子供が自転車に乗り始めた・・・その子が自動車に乗り始めた・・・・10年15年先のことも織り込んだ提案を心がけてきました。

 先日来書いております。緊急スロープ工事。お客様から電話がありました。
「お陰様で昨日退院してきました。無事に難なく家に入れました」
「退院の前日。本人はわざわざ医者を呼び止め、自宅のスロープが上手くできたと、嬉しそうに写真を見せたんですよ」
万感の極み です。
 
 依頼主は旧知の友人でした。4月末最初の電話がありました。
「父が急に車椅子生活になった。何回使うかわからないけど・・・・・デイサービスのお風呂くらい入れてあげたいじゃない・・・」

 この一言で状況を了解しました。

 10年先を見据えた造作もあれば・・・・・数回使用のため数十万円かける改装もあり・・・・・。
 
 楽しい仕事もあれば・・・・辛い仕事もあります・・・・。
 これから子供を育てていく、スタート切った新しい家族もあれば、終の棲家を再構築している夕暮れの家族もあり。
 
 家を作り、直す、すべて家族愛があるからすることです。
 家族愛に応えられるような仕事ができるように心がけたいです。

 
手水石を再配置。使っている石は違うけけど、元よりカッコ良く収まった

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