当社展示スペースにはドブレ760CBが中央に鎮座しております。
何時でも火が入っているわけではありません。今日は来客があるので点火してみました。
この業界では「大は小を兼ねない」なんて言います。私のところには弟分の640CBも在庫してますが、まさにこの兄弟を比べてみればわかることです。
大きいほうがカロリー高く、当然暖かい。容積大の空間を温めるには当然大きほうが良い。でも火室が広い分だけ、ストーブ全体を温めるに(二次燃焼させるまでに)多くの薪を必要とします。55cmの薪を飲み込む、と便利なように思いますが、逆に短い薪だと左右の壁が温まるのに時間がかかります。
また一度火力を落としてしまうと、再立ち上げにも時間と薪が多く必要です。
パワーがあるということは、それだけ放熱が大きいわけで、クリーンバーン機の場合、ある程度高温に火室を維持しなければ効率悪い。薪が少ないと火室温度を維持できませんから、火室が広すぎるのもデメリットです。そのぶん燃費も食う、ということになります。とろとろ焚きが長くて良いなら640またはドブレだとビンテージ50など火室がコンパクトの方が燃焼効率が良いと思います。
それで余程の大空間でなければ、通常のご家庭では、640の方をお薦めすることが多いですね。
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