綺麗に足が洗えないコウダです。
今日は下請け仕事で某JAの倉庫内 樹脂系塗床材の施工です。
こうした物は、鏝技がどうという、問題はなくて、最大の問題は「気候」なのだ。
水性のものが増えているけど、これは一般に冬5度以下では施工できない。水性だから凍ってしまうから。
ならば油性は大丈夫かというとちょっとだけ水性より低温に強いけど、0度になれば使えない。
では高温の方はと言えば、これまたダメなのだ。
今回の材料はエポキシ樹脂といって、一般に2液を混合することによって硬化が始まる。
気温によって、使える時間が表記されている。気温30度だと15-20分。つまり練り置きできないのだ。20分以内に施工できる量を小分けして作る。それも面倒だけど、左官塗だから一方方向だけに塗れて行くとは限らない。1時間前に塗った部分に重ねることもある。とその部分はもう硬化が始まっているので、膜が張っており、それを引っ張ってしまうことにもなり美的に問題になる・・・・・大変悩ましい工法だ。
高温になればなるほどオープンタイムというが、施工時間が短くなり、硬度が増してくる。
水性の材料なら、水を足したし「ゴマ化して」施工することもできるけど。今回のような油性、2液の場合。シンナー系で少しだけ伸ばせる・・・・・・が、本当に大変である。
冬そして猛暑の夏には、どちらも難易度が何倍にもなる合成樹脂塗材。もう今回で最後にしたい!!!!!。
現場コメやそばの貯蔵倉庫でして、隣の部屋にはコメが山積。かつ冷蔵で涼しい。
こっちの部屋なら、苦労しないで施工できたはず・・・・・・・😞。
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