「コバ石積み」という工法があります。
石材の上面を見せるのではなく、小口面つまり断面を見せて壁面を作っていきます。
今回使用したのは、「なんちゃって」じゃなくて本物のコッツストーンのコバ積み用の石です。コバ用に奥行が最大１５cmしかないので、骨というか芯が必要ですので、井戸枠を伏せてその外周に積んで行きます。
今回の石は厚みがバラバラで最大2倍以上の違いがあります。セメント目地を見せない積み方もあるけど・・・・勿論弱い・・・。ラフに見せるならこれもあり。
もうちょっと規律性を出したほうが施主様のお好みだろうと、一段ごとの天端はなるべく水平に心掛け、下端をモルタルで調整しているので、目地部分が目立って見えます。
もう少しセメントが締まってきたら削って深目地で仕上げましょう。
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