神津島は山も海もとっても景色が良い島でした。
ブログ未登場写真掲載でこの紀行文を閉めます。
人口2千人弱の大部分が住む集落部分
山頂直下から始まる大薙ぎ。この直下に先の集落がある。土石流などの被害は過去多々あったであろう。現在は巨大な砂防ダムが作られている。しかしここ以外に平たい土地はなくここで生きるしかないのだ。
神々が集ったといわれる天上山572mは海抜0からだからそれなりに登りごたえあり
当たり前だけど島全体が溶岩系というか火成岩で覆われている
道路北端にはトンネルが作られている がその先はつながっていない太平洋行き
使わなかったけど もう一方の登山道。手前のえぐれも旧火口のひとつらしい。遠くに見えるのは伊豆半島
こちらも旧火口のひとつであろう、不動池聖地となっています。
山頂が広くて起伏が激しいから、巡るなりに景色が変わる。見上げる景色も素晴らしいが、見下ろす海の景色も負けない。こんな贅沢な山はそうそうないよ。奥に見えるのは三宅島。手前の小さな島というか岩礁には絶滅危惧種であり、この村のキャラクターにもなっているカンムリウミスズメが繁殖にやってくるらしい。
脱線するがこの島のゆるキャラ「カンムリン」本当に可愛い。
こちらは島の南東部にあたる「三浦湾」対岸の岸壁に黒い地層が帯状に見える。これが黒曜石の地層らしい。石器時代の矢じりとか、ナイフとか、この島の産のものが関東一円で見つかっているとか。
で、石器時代だよ!!!陸地と数十キロ離れている離島だよ!!採取で生きていた古代人がここの石を交易していたなんてビックリじゃないか???
OLYMPUS DIGITAL CAMERA島の北部にある「返浜」周囲に人家は全くない。野営禁止でなければ、ここに泊まりたかった。焚火に困らない流木もどっさり・・・。
やはり北部の赤崎遊歩道。岩礁間を木道で繋いだ施設だけど、夏の間は海水浴で賑わうみたい。海水浴というと砂浜だけど・・・。ここは木道から何か所か、飛び込み桟橋がのびていて、ワンパクでたくましく育ちたい子供には最高のスポットだろう。62歳の私だって飛び込みしたい。
ジュリアの墓
昨年八丈島行きの時には、関ヶ原西軍の将で島に流された宇喜多秀家の像を紹介したと思うけど・・・・。この島には、小西行長の養女「おたあ」の墓がある。行長亡き後大奥に入るが、キリシタン禁止令そして家康の命に従わず、この島に流されたとか。しかし島でいろいろなことを教えて愛されたことで、今でも墓が守られている。洗礼名がジュリアという。
島へは高速船もあるが、私が出かけた時期はシーズンオフらしく、整備休航中。この客船さるびあ丸が12時間かけて東京と結ぶ。私も往復この船にお世話になった。
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