鯨料理を堪能

LIFE

常連さんならご存知。

年に2,3回しかない遠出のチャンスである正月休みも実家で過ごしたコウダなんです。仕方のないことなんですが・・・少々ストレスは溜まり気味。

で、妻を連れ立って、4時間近くドライブしまして山国育ちの私にとって最高級のご馳走である海の幸を食べに来たのですよ。

あまり下調べをしたわけでなく、港町へ行けば何か食えるだろう、位の行き当たりばったりのツーリングだったんですが・・・・・。たまたま向かった先がラッキーでした。本当に目指したわけじゃないんですが。

着いてから分かる、この街かつて捕鯨の基地だったんですね。

IWCから脱退したのは知ってましたが。それによって例の異常な鯨ラブの団体の抗議活動がさらにエスカレート、というニュースは聞かないのはなぜ????

と思っていました。

どうやらそうしたグループが槍玉にあげていた南氷洋での「調査捕鯨」は自粛しており、沿岸で古来から行われていた在来漁法での、つまり小型の鯨漁を再開したようなのですよ。(正しくないかもしれません???)

 

詳しくはわかりませんが、偶然鯨漁の港になっていた土地に到着して、大震災後に作られたであろう港の食堂へ望めば・・・・。

 

「ミンク鯨 生肉 入荷しました」

「生牡蠣 入荷しました」という張り紙が店頭にありまして・・・それを期待していったわけでないのですが。

心中で「やった!!!!!生鯨肉食えるなんて」ラッキーと感動するのですよ。

 

小学校の給食で、実は一番人気だった献立は・・・・「鯨のノルウエー風」という名前でした。つまり鯨肉の唐揚げなのです。私昭和36年生まれの山国育ちですから・・・。当時肉なるものはそんなに口に入らず・・・。鯨肉が一番安かったのだと思います。現代では鶏肉の唐揚げは人気アイテムだと思いますが。当時の小学生にとって鯨肉の唐揚げは「最高のご馳走でした」

当時の小学生には、物の物価はわかりませんが。親が時折買ってくる刺身は鯨肉が多かったと思います。

生姜とニンニクをあえていただく、子供でも好きでしたね。当時はマグロの赤身より安かったのだと思います。

 

そうした生鯨肉が簡単に食べられなくなって数十年。

今回の旅で、出会えたのは、偶然でなおかつ素晴らしいことでした。

鯨定食 2500円 プラス生牡蠣3個600円。

350km走っても、その苦労に値する素晴らしいランチでした。

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