大雨と低地そして土質の悪さで、底なし沼のようにユンボが沈んでしまった現在の現場。
乾くの待っていたら梅雨明けになってしまいそうだし・・・・それまで家人は不便でしょうがないだろうし・・・・
で裏技を展開することにしました。一案は土壌改良剤の添加。つまり泥を固める固化材の使用です。たまたまほかの現場で使用するつもりで在庫があったのですが。今回はもう一案の方を採用。
写真にある、濃灰の砕石を埋め立てることにしました。解りづらいでしょうが、何だと思いますか?
人工砕石、再生砕石です。通常の再生砕石は、砕いたリサイクルコンクリートを言いますが。これは組成が違います。原料は焼却灰。焼却灰を固めたものです。
一般には手に入らないでしょうが、当地にはこの再生工場があります。大きさは20cmオーバーのものも混じっていて、普通の下地には使えませんが。こうした泥沼にはちょうど良い。畑の宅地造成などに最適の材料です(価格も安い)。
これをドロなかに沈めてから通常の砕石を乗せました。
甲斐あって、↓のように車が入れるようになりました。
コメント
簡単おようですが大変な作業ですね。ご苦労様。
工事は見出しになる仕上げの部分より、見えなくなってしまう部分の方が手間がかかることが多いです。凍害のことを心配するとこのまま土の中に砕石を投入して済ませることはできませんので。