波に侵食された岩ではなく塀ブロックの穴

CHAOS

こちらの穴は、波で侵食された岩でなく、宅地に作られた地境のブロック2段積みです。

隣地に雨水が流れ落ちる位の穴が数箇所空いておりまして、隣に迷惑がかかるから直してくれ、という依頼が来ました。

 

原因は、当ブログの常連さんならもうご存知でしょう。

地面より10cm高く積まれたブロック。冬季の雨や雪が溶けたものがブロックに滲みて凍結。それで融解を長年繰り返し、この高さの部分だけが崩れ落ちて穴が空いたものです。

何度かブログでも書いておりますが・・・・・形状は全く同じでも、建築用のブロックにはA種・B種・C種とグレードがあります。野外のこうした土留には絶対に使ってはいけないA種で施工されたのが原因です。

流石に「安いから」とA種を使って施工するプロはそうそう居ないと思いますが・・・。

昔積んでたんだよ、なんてセミプロみたいな怪しい職人崩れの方に頼むとか・・・・、ユーチューブ見て自分でやってみっぺ、なんて自称器用な方こそ、気をつけたほうが良いです。

ホームセンターはでA種も何げに置いてありますから、「こっちの店の方が安い」なんて慌てて買うと、何年後かに「高い代償」を払うことになります。

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