連日うだるような暑さだが・・・外構工事が続いている。そんな中「これからストーブの相談に寄りたい」という電話がかかってきた。もちろんストーブ屋の看板掲げているから真夏でもある話だ。
やってきた御夫婦は東京在住だけど、西会津の金山町に築150年の古民家を手に入れて改装中だという。
まず距離感にびっくり。ウチから車を飛ばしても2.5時間はかかる。隣県福島とはいっても、隣山の向こうは新潟県という位置関係だ。現在ストーブ関連の来客は、このブログやHPから誘導される方が多い。
建家が茅葺き屋根ということで、何件かそうした対策工事をやっているので当ブログの過去記事などから目当てにしてくれたらしい。
↑金属瓦かかってますが、芯は茅葺きで、ここは、外部に櫓をたてて、そこで煙突を受け、排気ファンを付けて対応しました。
だから・・・・当然・・・・・ここの社長はストーブ屋なのに、ストーブを売りたがらない、というのもご存知だった。
もちろん売り渋っているわけではなく、みなさん安易にお考えで、導入しても使われていない薪ストーブが如何に多いことか!!!!!。
安くはない買い物なのに、使われない、というのが、売る方としては許しがたいのだ。
それは外構工事でも一緒である。その土地の特性・風水・動線・使い勝手などの対策よりも見た目の方優先でお金を使ってしまい、結果雨・風・冷気などでネガが出る。それで二度出費になる。
工事屋としても残念なことなのだ。だから当社はまずそうした見解を述べてから契約するかどうか決めてもらう。
彼の地は、屋根の軒先まで積雪がつながってしまうほどの豪雪地で、茅葺き++++の難易度だと思った。
1時間半。私の知識を最大限発揮してご助言申し上げた結果。
「大分方向性がすっきりしたわ」と喜んで帰られたみたい。まずは良かったです。
ただし・・・・・・もし施工もと言われたら・・・・・当社史上最遠方の現場になりますので(栃木と隣接市町村が施工エリアとしておりますが、ちょっと離れている)少々ビビっております。
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