3連チャンのストーブ工事ですが、最終日は薪ストーブ工事でした。
当社圧倒的にペレットストーブが多いのですが、勿論薪ストーブを嫌がっているわけではありません。
ただ薪ストーブを保持して、使ってゆく、という認識と覚悟を持たないで、薪ストーブに憧れだけが先行するお客様に、冷静(冷徹?)にその実際をお伝えしてから商談に入るストーブ屋だということですね。
今回は、お客様の方で「モキストーブ」の指定でした。ちょっと使い方や人とのマッティングに配慮がいるブランドなんですが・・・・・・別荘で、冬はあまり来ない、カラマツが薪である、平屋の玄関に設置したい・・・・等等の条件からお客様の第一希望通りで良いかな、と判断しました。
別荘滞在の都合上、一日だけの工事日でしたので、モキのオプションの、独立式炉台、壁セットを採用しました。冬の日は短いですから忙しいです。屋根を抜いてストーブを設置するだけで通常丸一日かかります。ペレットストーブは従業員のキャリアアップのため、できるだけ社長は設置に当たらない、という方針なんですが・・・。
薪ストーブの煙突&設置工事はマダマダ任せられません。それは一緒に何十箇所も付けてきた職人にも任せられません。後付けなら尚更難易度が上がります。
煙突経路の決断(屋根を開けてみないとわからないことも多い)、置き位置の変更の了承や、それに伴う他の変更の了承・・・・・・強度、安全性やリスク(火災や燃焼効率など)・・・・・総合的な決断が必要な作業なんです。
そうした判断は・・・・・そうそう身につくものでもなく・・・・。使い方の注意点も説明責任があります。
間違えば、火災などの事故につながる設備だけに、生半可な社員、職人にこれだけは任せられない工事なのです。
点火10分でもう熱を発する即暖性が良いね。
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