煙突にも「ピン」から「キリ」まである

STOVE
 薪ストーブに憧れを持った人が最初にびっくりするのは欧米製の一級品の「価格」ではないだろうか?それを了解した方が次にびっくりするのは、本体並にかかる煙突部材と設置費用では?
 使っているユーザーであれば、断熱煙突の意味と価値というのはご理解いただけると思うのだが、まあ実際高価ではある。当社では、オールシングル煙突での施工はしない。火災のリスクやメンテナンス性などとても責任施工は出来ないから。
 この断熱煙突もグレードがある。予算に応じて提案させていただいている。そのもっとも高品質なのが、↓の一品。
 日本で出回っている欧米製のもっともポピュラーなメーカーのモノより作りが良い。工作精度も経年変化に対しても一段上をいっている。ストーブ本体では欧米製が主流であるが、断熱煙突においてはメイドインジャパンが上回る。
 
 薪ストーブを理解してくれば、本体よりも煙突の方が重要とわかってもらえるが、初めての方には、これを理解していただくのが大変だ。
 ストーブ本体を入れ替えるのは、小改造ですむけれど、煙突を入れ替える方が一般に大変だから、性能が良くて長持ちする、という観点で、煙突にこそ投資してもらいたい。

コメント

  1. べっち より:

    その通りだと実感しております!煙突がすべて!!ただ、人はどうしてもストーブにお金をかけてしまうんですよね~。まあ、使っていくうちに、どっちが重要かわかるんですけど・・・。

  2. kouda より:

    誰でもストーブ本体に目が向くのは人情でしょうね。私も今だから言いますが50万円あったら本体10万煙突に40万かけたほうが良い。でも逆の方がほとんどで、後でまた大変な思いや失敗をするんですけどね。

  3. かわはら より:

    煙突がしっかりしていれば、ドラム管でもちゃんと燃えるし、ホームセンターの一桁万円の中国製でも大丈夫です。
    先日も予算50万の話があったので、そのパターンをお勧めしましたが、結局煙突も本体も本格派で東100万円コースで落ち着きました。

  4. kouda より:

    一桁万円ストーブを使い倒したかわはらさんだけに、説得力ありますね。
    私も100万円コースに落ち着く案件が欲しいなあ・・・・・・と。

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