常連さんならご存知。何でも請負「何でも屋」の当社です。
薪ストーブ専門店 とか、外構工事のスペシャリスト・・・・なんて名乗って見たい気もするし・・・そのほうが顧客受けが良いようにも思います。何か・・・・何でも屋って、専門性が欠けるような印象を与えてしまいます。ストーブ・外構・リフォーム其々他社に後れを取ってないんだけどね。
まあ・・・・・もうすぐ還暦。この先方向転換も厳しいので、このまま行くしかないでしょうね・・・・(^_^;)。
でもね。私自身は楽しんです。毎日にように違う仕事して、飽きないし・・・。わからんことも持ち込まれるので、結構な頻度で、勉強というか、調査と考察を重ね、日々キャリアアップしている充実感もあるし・・・・。
先週は近くのコーヒー豆屋の主人が、骨董屋で仕入れたストーブを見てくれ、とやってきた。石炭用だったらしい・・・・・薪は燃焼室が狭くて燃やせない、ペレットなら使えるんじゃないか???と。
見る前から・・・・わかっていたことなんですけど・・・・。ペレットを薪ストーブで燃やすってまず無理なんですね。空気が回りやすい金網状のカゴなどに入れて工夫すれば燃えないことないんですが・・・・・手間と得られるカロリーからすると・・・・実用的ではないんです。
そう解説しましたが・・・・現場はすぐ傍なのでとりあえず見に行きました。↓
うーん。初めて見ました。上から下から、裏から前から・・・・どう使われたのか・・・推理しながら舐めるように見ていきます。
なるほどね・・・・・。しかし残念ながら肝心のロストルが欠損。そして鋳物の本体の一部が錆びて穴が空いておりまして。本来の燃料の石炭があったとしても、再生は大変だと思われ・・・・。ましてペレットを燃やすには、改造はもちろん燃料の入れ替え等使う手間が大変、という診断を下しました。煙突もそれ様に作れば出費も馬鹿にならない。
「悪いことは言わないから・・・・暖房として期待するならウチからペレットストーブ買ってよ。こいつは磨いてお店のオブジェにするのが最良」という診断書を置いてきました。
使えたら良かったんだけどね・・・・。でも余計な手間や出費をしない方が良い、という私の所見が役に立ったなら意味があると思っている。
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