博物館トイレ改修工事。こちらには、300角の壁用タイルが貼られておりました。
間仕切りのブースを取り個室の数を変えるので、壁にその跡が残ってしまいます。
かと言って、もう現状のタイルは製造中止品ありません。それどころか世の中で３００mmの壁用タイル自体がほとんど存在していません。
そこで床の本物大理石と同じ石目のタイルを提案させていただきました。
これは実は内装の床用タイルです。床用の３００mmタイルというのは星の数ほどあります。
タイルには、絶対に破ってはいけない約束事があります。例えば、壁用タイルは絶対に床に使っていけない。内装床用の磨きタイルは外部に使ってはいけない・・・・などなど。これを守らずに貼って事故が起きれば、１００％裁判で負けます。１００％過失です。
しかし床用磨きタイルを壁に貼ることは一般に禁じられておりません。
ただ床用の厚い重いタイルを壁に貼るには、高い技術が必要なだけです。
自分で言うのも何ですが・・・・・補修前よりかっこよくなりました。
奥は既存タイル、床用に見えないでしょ。
床は本物大理石目地材の拭き取り前です
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